大飛躍!

(01)諸々

通常、土曜日はレギュラークラスが朝から晩までぎっしりなのですが、今日のクラスは明日に振替。
というのも、ギターさん、カンテさんの伴奏を入れようとアレンジしていたのですが、どうしてもギターさん、カンテさんの両方が合う日が土曜日になく、明日の日曜なら大丈夫とのことで、レッスンを明日に動かしました。 

日曜日のレギュラークラスは、一足早く先週に今年最後のレッスンを終えました。
なので、今日はレッスンがない予定でした。

でも、2月にソロ発表会を控えた今、せっかくの週末、休んでる暇はありません。
朝からセミプライベートレッスン、個人レッスンがありました。
両方とも、初舞台、初ソロとフラメンコを始めて間もない方々でした。

色々な段階の生徒さんを教えていて私が思うのは、ある程度育った生徒は、多少放っておいても自分で何とかできる。
むしろ、あれやこれや言って、先生のコピー色強い踊りをさせるより、如何にオリジナリティを出すかが大事で、アレンジ力を高めさせる為には、少し放っておいた方がいい。

でも、習いたてのころは、そうは行きません。
まずは、完コピを目指させます。
そこに基礎があるから。
となると、時間をかけ、教える方も習う方も根気強く取り組まねばなりません。
今日の3人は、この段階にいます。
どの段階の生徒を教えても、それぞれに面白さがあります。
この段階の生徒さんを教えて面白いのは、やはり子供と同じで、伸びがすごいところです。
子供だって、小学生、中学生は1年でぐんと背が伸びますが、高校生にもなると、ほんのちょっとしか伸びません。
踊りだって同じです。
最初は、やることいっぱいで、どれもこれもが初めてのことだらけで、あれもこれも習わないと分からなくて、覚えるだけでも大変なのに、完コピをしろと言われ、すごく大変な頃。
でも、やればやっただけ伸びます。

私がスペインに行ってた期間があったので、久々に見た3人の踊り。

「上手くなってる!それも目に見えて、明らかに上手くなってる」
と私、驚きました。

「立った!!!」

「おトイレできた!」

10歳にもなれば、立って歩くことも、一人でおトイレに行くことも、当たり前にできるようになり、感動なんてありません。
でも、子供が小さい頃は、その当たり前ができるようになるって、ものすごい喜びですよね。
私は子供がいないので親の喜びを知りませんが、多くのフラメンコ初心者さんたちとご縁をいただいているお蔭で、この喜びを疑似体験させていただいてます。

そして、生徒たちは、私が心配するよりもよっぽどできたりします。
(生徒の負担になるから)期待しないようにと心がけても、実はそっと期待してたりして、そして生徒はその期待を超えてきたりもして、それがものすごく嬉しかったりします。

初ソロ、初舞台は、いわば小学校の入学式のようなもの。

母にとっても晴れ舞台。
そして、ここから踊り手人生がいよいよスタートします。

生徒さんの成長に携わらせていただけることが、この仕事での何よりのやりがいです。

2月のタブラオでのソロの発表会。
皆、それぞれの段階で、今の自分より更なる高みを目指しています。

2月8日のサラ・アンダルーサのご予約は1月8日から、

2月15日のエスペランサのご予約は1月15日から

承ります。

メールはこちら
miel_de_flores_blancas☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてお送りください。

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