森山みえ フラメンコBLOG

へレス・フェスティバル9日目、後期になって1日目のビジャマルタ劇場は、ロハス&ロドリゲスの公演でした。

 

「テアトロの舞台を見るならば、群舞が見たい!

群舞があるからこそ、ソロも引き立つ!」

と思ってる私なので、群舞のあったこの日の舞台は楽しめました。

基本、好きな路線ってやつですね。

 

ただ、あまり印象に残っていない・・・・。

 

スペイン国立バレエ団や、アンダルシア舞踊団や、その他、群舞を使ってる公演はいくらでもある。

月日が経てども、印象に残ってる公演は結構ある。

けど、この公演は、観てる時は、「すごーい」と思ったのですが、まだ一か月しか経っていませんが、今となってはあまり印象に残っていない・・・。

これ、致命的!

照明がものすごく綺麗だったってのは覚えてる。

ロハス君の方だか、ロドリゲス君の方かは分からないけど、ファルーカを踊ってて、床に膝をついてするブエルタを何回転もしてて、拍手を求めて気合いを入れてたとか、そんなのは覚えてる。

ロハス君の方だか、ロドリゲス君の方かは分からないけど、ティエントを男性が踊ってて、珍しいなって思ったのも覚えている。

けど、それ以上の印象が残っていない。

多分なのですが、これって特徴がなかったんだと思います。

スペインのテアトロで上演される作品のレベルは高いので、見慣れてしまうと、抜きんでたものしか覚えてないのかもしれません。

オーソドックスなもの、よくある馴染みのあるものには、斬新で革新的で前衛的なものにはない良さがありますが、オーソドックスでよくあるものってだけではダメなんですね。

私は、この方々を初めてみたし、初めて知ったので、何とも言えないのかもしれないのですが、なんというのでしょう・・・キャラ立ちしてる人がいなかったのも、全体がぼやけてしまった要因かもしれません。

どこかで見たことのある感じで、誰かと似ていて悪くない、けど、オリジナルじゃないよねって感じ。

それと、見栄えの良い、美味しいとこばかりを集め、一つの作品としてしまった感じで、それ故に、何を伝えたいのかの焦点がブレてしまった感じ。

その公演全体に流れるテーマを明確にしないとぼやける。

同じような作りの初日のアンダルシア舞踊団は、すごく印象に残るのに、この差は何だ?

皆、一生懸命に頑張ってたし、手を抜いてるどころか、気合い入りまくりでしたが、一生懸命だけじゃ越えられない壁はあるんですね。

舞台って、本当に難しいですね。

 

 

「良くなかった」

「駄作だった」

「嫌い」

と言われるよりも、実は一番手厳しい、

「悪くはない。それなりに楽しめた記憶はある。けど印象に残ってない」

って感想。

なんでだろう。

無難だったのかな???

見てる時は、素敵って思ったのだけどなぁ。。。。

 

こうやって色々な舞台を見ると、

無難にまとめて印象に残らない作品を作るよりも、

好き、嫌いが分かれたとしても、観た人にとって忘れられないものを作りたいって思うようになります。

全員から好かれることは難しい。

あんなに大絶賛する人の多いファルキートの作品ですら、私みたいに、好きじゃないって人もいるのだから、全員から好かれるのは無理だ。

だったらなんと言われようと、自分の色の濃い作品を作った方がいい。

 

 

 

 

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へレス・フェスティバル9日目のビジャマルタ劇場は、ファルキートの公演でした。

 

 

日本に戻ってくると、あれやこれやとやることがあり、なかなかスペインでのことが書けないものだなぁって思います。

スペインにいる時の方が時間があった。

日本にいると慌ただしいですね。

 

これだけ毎晩公演を見ると、そりゃ、私の好きな公演、ピンとこない公演もある。

公演の良し悪し抜きに、単純にその踊り手のことが好みじゃない場合もある。

それでも、どの公演であっても、作り手が一生懸命に作ってきているのが伝わる。

そして、好みじゃない公演であっても、必ず、どこかしら良いと思えるところがある。

だったら、なるべく、いいなって思ったところを書こう・・・と思っております。

なので、あまり「いいな」って思うところがなかった公演の場合は、とっても言葉を選び、苦肉の策を講じています。

これがね、いい加減に、適当に作ったものだったら、いっくらでも悪く言える。

けど、皆、一生懸命なのが伝わるし、自分も舞台で踊る人なので、簡単に批評はできないと思うのです。

 

そんな中、安心して、「私、あまりこの人のこと好きじゃない」と言ってのけることができる人がいる。

それは、その人が他の誰よりもすごいと知っているから。

他の誰よりもすごくて、他の誰よりもファンが多く、すごくすごい人だからこそ、一人くらい、「好きじゃない」って人がいてもいいよねって感じにさせる。

いわゆる、スーパースター。

これが、大勢の人が「なんだ、あの踊りは・・・」って思ったような人だったら、気の毒過ぎて言えない。

 

ということで、心置きなく言っちゃう。

ファルキート、すごくすごい人なんだけど、なぜか、私の好みではない。

公演は楽しかったようです。

うちの生徒たちの、へレス・フェスティバル最後の公演となりましたが、二人ともこの公演が一番良かったと言っていました。

他のお客の反応も良く、客入りもものすごく多かった。

でも、私は、「うーん」って感じ。

たぶんね、この公演はエンターテイメントとして成り立ってたと思うのです。

でも、それがね、

「こういうことしたら、お客さんに受けるよね」

ってのが分かっててやってる感じがして、

「ファルキートが本当にやりたいことは何なんだろう」

って気にさせました。

座長としてのファルキート。

家族の長としてのファルキート。

皆のファルキート。

それは舞台の上にいたのですが、

「ファルキート」がいない。

全然ファルキートっていう個人が感じられない。

これまでの公演を上演した他の踊り手たちは、その作品の良し悪しや、踊りの良し悪しなんか抜きに、

自分たちのやりたいことをやってる気がするけど、

ファルキートは他人の期待に応える作品を作ってきたって感じ。

 

以前、ピラール・オガジャ(妻)が妊娠中に、アンドレス・ペーニャ(夫)が一人で公演を行ったことがありました。

ピリ(ピラールの愛称)と一緒に夫婦舞台をやってる時のアンドレスも素敵なのだけど、ソロ公演では、アンドレスの匂いぷんぷんで、「アンドレス・ペーニャここにあり!」って感じで、素晴らしかったのを覚えています。

すごく印象に残っています。

その対極にいるのが、このファルキートの舞台だなって思ったのでした。

ファルキートの舞台なのに、最初から最後までファルキートがソロで踊るところがないし、周囲の人の良さを引き出したり、気を使ったりしているのだけど、自分がドドンと前に出てくる感じがしない。

他人の目を気にして、カッコつけてるだけにしか見えない。

「あんたの冠公演なんだから、周囲に気を使ってる場合かよ。ドドンと前に出て来いよ!」

と思ったのでした。

そういえば、

「この公演が一番良かった!」

って言ってたうちの生徒たちも、

「女の子の踊りが素敵で、見習いたいと思っちゃった!」

と言ってたので、注目したのはファルキートではなかったようです。

この点、彼のお母ちゃんのファルーカは、ドドンと出てきます。

「おおおーーー、こう来たか!」

って位、印象に残ります。

名門一家を背負う座長というのは、色々と気苦労が多いのでしょう。

何も持っていない人は、1から這い上がってこなければなりません。

けれども、その分、背負うものがないから自由です。

名前なんか通ってない方が好きなことできる。

そう考えると、ファルキートって大変だよなぁ。。。

 

 

一人になるのが不安なのか?

他の人の良さを使わないとこの公演は成り立たないと思ってるのか?

 

脇役も、ストーリーもいらない。

「踊り手はファルキートだけ」っていうファルキートの公演を見たいと思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

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今日は、へレス出身のロシオ・ロメーロによるブレリア・デ・ヘレスのクラスがありました。

1回完結のクラスです。

 

振りはとてもシンプル。

ただ、長さがそれなりにあるので、1つ1つはできても、つなぎ合わせると、

「あれ?次なんだっけ?」

ってなってしまいました。

あと、ロシオは数えて教えないので、音の取り方が難しいと言ってた生徒たちがいました。

まあ、スペイン人にとっては普通です。

数えずに振りを覚えるのは、何度もレッスンを取ってると慣れてくると思います。

回数をこなすしかないです。

 

今日は、男性が一人参加していて、ロシオが、

「男性はこう踊りなさい。女性はこう踊りなさい」

と説明してくれました。

男性という比べる相手がいたので、より女性の身体の使い方が浮き彫りになり、理解が深まりました。

 

 

レッスン後、受講生同士で録画しておきました。

 

5月にもクラスがありますが、振りは別のになります。

一回完結のクラスなので、今日を逃しても大丈夫。

 

レッスンを受けるというのは楽しいですね。

来月も楽しみです。

 

 

 

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来年2月の公演でお世話になるギタリストのチャノが、ちょっと変わった、面白そうなクルシージョを開催します。

 

興味のる方は、チラシに書いてある池谷さんの連絡先にお問合せ下さい。

 

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バタ・デ・コーラ単発クラスの5月の予定です。

 

5/13(土)久美、文、みずき、美和、やよい、弘美(満員)

5/20(土)久美、文、みずき、美和、弘美、かえ(満員)

 

時間: 14:30~15:30

 

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バタ・クラスの3月と4月の予定です。

 

2月18日(土)やよい、文、由美子、久美、美和、みずき(満員)

3月25日(土):文、由美子、久美、美和、みずき

4月8日(土):やよい、文、久美、美和、みずき

 

時間: 14:30~15:30

 

料金: 金曜バタクラス受講の方2000円、それ以外2500円

※単発受講の予約は前々日まで受付いたします。

※当日キャンセルは受講料の100%、前日キャンセルは50%を申し受けます。

※バタレンタル300円

 

内容: テクニカ、アレグリアスの振付

 

定員: 6名

 

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金曜日のクラスは、まだ空きがございます。

ご興味がある方は、こちらもご検討下さい。

 

曜日: 毎週金曜日

時間: 19:45~21:15

料金: 月謝12,000円、単発受講3500円

※予約は前々日まで受付いたします。

※当日キャンセルは受講料の100%、前日キャンセルは50%を申し受けます。

※バタレンタル300円

※月謝払いの方を優先致します。

※月謝払いの方は、他の通常クラスへの振替が可能です

 

内容: テクニカ、カーニャ con バタ・デ・コーラ y マントンの振付

定員: 6名

 

 

 

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