ソロで踊るにあたり
4月29日(土)と30日(日)にソロで踊る生徒が7人います。
各自、コツコツと自主練をしているようなのですが、フラメンコのソロで踊るにあたり、一人でコツコツと練習してるだけでは足りないことが色々あります。
その一つ
実際に、生身のギターさんと合わせて踊る練習
というのがあります。
カンテさんとの練習も必要ですが、まずはギターさん。
というのも、最初の課題となるのはやはりエスコビージャだとか、ジャマーダだとか、レマーテだとか、足音の出るところのコンパスを外さずにできるかというところにあるからです。
「自分だけで練習してる時にはできてたのに…」ということは往々にしてあります。
メトロノームを掛けて練習してる時にはできるけど、パルマなしのギターさんとだけの合わせでは上手くできなくなる。
理由はいくつかありますが、それはここで書くとえらく長くなってしまうのでレッスンで教えていきますが、メトロノームではできたのに、ギターと合わせるとできなくなるのであれば、とりあえずギターと合わせる練習しないと。
尾藤さん、大活躍!
4月、6月とライブを開催するに当たり、出演していただくバックアーテイストとのスケジューリング等は、それぞれのバックアーテイストに対し一人の担当生徒を決め、その人が窓口となり連絡を取り合ってもらっています。
4月の2つのライブのギターは尾藤さん。
そして、尾藤さん担当は史子ちゃん。
史子ちゃんがせっせと尾藤さんと連絡を取ってくれた甲斐もあり、尾藤さんとのエンサージョの予定が随分と決まりました。
尾藤さんと史子ちゃんのやり取りはLINEのトークルームを使っていて、私もそれを見れるようになっています。
4月下旬の週末を史子ちゃんが尾藤さんに問い合わせをしたら、尾藤さんは、多分本番があるのではないかと思われますが、
「13時半、14時までOK」
とのお返事でした。
前回の発表会に尾藤さんは出てくれましたし、史子ちゃんはソロを踊ったので、その時にもやり取りがあったので、尾藤さんは史子ちゃんのことを知ってます。
史子ちゃんは、やんわりと、可愛く、控え目に、でも、ずずいと押す!という凄腕秘書さんでして、
「朝9:45からなんて、早すぎますよね~」
と尾藤さんにお願い。
そのやり取りを横で私は読んでいて、
「ひぇ、朝の9:45か~(;’∀’)
尾藤さん、どうするんだろう(@_@。」
と興味津々で尾藤さんの出方を見守っていたら、
「大丈夫。起きるよ(^-^;」
とのお返事でした(≧▽≦)
で、史子ちゃん、
「ありがとうございます!」
と言って、まさかの4時間ぶっつづけのエンサージョを組んだ!
その上、その前日も朝10時から、同じく4時間耐久エンサージョ!
土日!
きっとその後、本番。
そして翌日の月曜日も夜からだけど、またうちのスタジオでエンサージョ。
やるな、史子(^^)/
このやり取りを読みながら、私、思った。
尾藤さんって、うちの生徒たちにすごく信頼されてるんだなって。
ソロライブの際は、バックアーテイストを誰にするかは生徒たちの意見を聞いて決めています。
特に、ギターさんと生徒は1対1で練習することが多くなるので、てか、私が同席するのは1回、多くても2回だけなので、生徒たちがやりやすい人がいい。
今回、生徒たちが選んだのは尾藤さん。
尾藤さんは、ギターの腕前は言うまでもないのですが、女の扱いが上手いんですよね。
こう言うと、スケベな女っ垂らしって感じですが、そういう意味ではなく、
面白いし、気さくだし、威圧感ないし、教えるのが上手だし、皆が寄って行きやすい雰囲気があります。
うちの生徒にも大人気。
今日の夜もクラス伴奏に来てくれます。
今日は、カンテの遠藤郷子さんも来てくれます。
郷子さん、初来訪!
楽しみ!
今年の晩秋から冬にかけて
こじんまりとしたソロライブをまた開催したいなって考えてます。
4月は上級生だけでしたが、年末のライブは、それこそ「ファンダンゴしか踊れません!」っていう初心者もOKにして、お料理とお酒の美味しいスペイン料理屋さんでやりたいなって思ってます。
そういうのに、今後出演したいなって密かに思ってる方々は、ソロを踊るにあたり先輩たちがどのように取り組んでいるかを観察してみてください(^^)/