作成者別アーカイブ: moriyamamie

生徒が踊るカンティーニャの振付を考えました。

1つ目の歌ぶりは
アレグリアス・デ・コルドバです。
ソリスタだけが踊ります。

Pregúntale al platero
que cuánto vale
el ponerte en los zarcillos
mis iniciales 

金細工師に尋ねてみた
彼女のイヤリングに
僕のイニシャルを掘ってもらうのは
いくらでやってくれるかって



Me voy pa’ los callejones
a ver si me echan las cartas,
me salen dos corazones
y el tuyo es el que me falta.


裏路地を歩いていたら
カード(トランプ)が僕に配られた
2枚のハートだった
でも、彼女のハートは僕にはない


コルドバが終わったら群舞が加わり、
バタで踊るソリストと共に踊ります。

こちらはソリストのバタの振り

これらが、どう完成し、舞台の上でどう見えるか、
乞うご期待です!

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早いもので、あれから2週間が経ちました。

慌ただしい日々を何とかやり過ごすことに一生懸命で、
なかなか過去になったことに目が行きません・・・。

でも、ずっと気になっていました。



さて、発表会参加生徒4人のうち最後の1人、ゆかりちゃんです。

ゆかりちゃんはまだ大学生で、今、就職活動真っただ中。
大学では部活にも入っていて、部長もやってて、忙しい身。

彼女、一度、
フラメンコを辞めると言ったことがありました。
理由は、就職活動に専念する為。



20代の若い子って、なかなか続かないんです。


ボーイフレンドとのデートや、飲み会など、楽しい誘惑が沢山あるし、
習得するのに時間がかかる芸事に根気強く取り組む辛抱は、私も含め、若い頃はないし、
芸事はお金がかかるし、
自分が何が好きで、何が向いてて、何をやりたいか、まだ分かってない年頃なので、迷いやすく、
とりあえず始めて、
腰を据えることなく、就職活動だとかで辞めて行く人が多いんです。

辞めると言う生徒のことは、私は引き止めません。

自分で決めたことだから、
先生が引き留めて、その時は先生の気迫に押され残ったとしても、
結局は、お稽古に身が入らないで、
また、遅かれ早かれ、辞めると言い出すと思うからです。

本人にモチベーションがなかったら、先生がどんなに一生懸命に教えてもモノにはなりません。


でも、ゆかりちゃんの場合は、就職活動ということで、
フラメンコや踊りに飽きた訳でもなさそうだし、
「まだこの子はフラメンコの面白さを知らない。
ソロを踊らせ、面白さを教えてからじゃなきゃ辞めさせちゃいけない」
って思いました。


事情が許さず、フラメンコを辞めたとしても、
フラメンコの面白さを知った子たちは、
また何かの折にフラメンコを再開します。

それが、私の教室でなかったとしても。


「フラメンコの面白さや、舞台に立つ面白さの片鱗でも経験させたい」
という私のわがままから、彼女のことは引き止めました。

とりあえず、今回、彼女にソロを経験させました。

ソロを経験したら、フラメンコの面白さの片鱗に触れた筈です。

あとは、続けるか、辞めるかは彼女次第です。




若い頃は、自分が宝を持っていることを知らない。


『時間』を持っているというのは、何よりもの宝。

お金は稼げる。

でも、時間だけは、金持ちも、貧乏人も平等。


若い頃の時間というのを持っているのは、ものすごく恵まれたこと。

でも、大抵の若い子は、自分が若い頃の時間を持っていることがどれだけすごいことなのか分からないまま、
ただ何となく若い頃の時間を消費して、気付いたら、それを失ってゆく。


若くなきゃできないこともあります。

同じことを習得するのにも、20代の子は苦労なくできるようになるけど、
40代になってからだとすごく大変ってことはあります。



もう私が持っていない若い頃の時間を、今でもまだ持つゆかりちゃん。
これからの未来という時間も持っている。


彼女が本気で取り組んでいけば、プロになれると思っています。
ただ、本気で取り組まなければプロにはなれません。



初ソロ、見事な踊りっぷりでした。

落ち着いていたし、堂々としていたし、表情も出てたし、綺麗だったし、
申し分ありません。

でも、初めの一歩としては見事だっただけで、これが3回目、4回目だとしたら、見事とは言えません。
要は、伸びしろはいくらでもあるってことです。


これからの未来、ゆかりちゃんには、
就職、転職、結婚、出産、育児など、
フラメンコを続けるにあたっての障害はいくつも待ち受けています。


続けるも、辞めるも、ゆかりちゃん次第ですが、
彼女が続ける限りは、先生として、できる限りのことはしていきたいと思ってます。


とりあえず、10月の舞台に向け、今回分かった課題や反省点を克服すべく、頑張って下さい。


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先週の月曜日と今日の2回、
スペインから来日中のラケル・ビジェガ先生の短期講習を
当スタジオで開催しました。

前回も今日も、8名の参加があり、
外部の方と教室生徒が半々でした。

参加者のレベルにはばらつきがあり、
プロで活動している人から、
うちの入門、初級クラスの生徒まで参加がありました。

当初、
「レベルにばらつきがあるから、
教えるのは難しい」
とラケルは言ってました。
そこで私の方から、
「上の人に合わせないで。
下の子に合わせて。
上の子にとっても、マルカールとか基礎をやるのは無駄じゃないし、
そう言って募集してるから大丈夫」
と伝えておりました。

お願いしてた通り、ラケル、かなりシンプルなことをやってくれました。
私も含め、プロでやってる人たちにとっても、
シンプルなことでもパリージョを使いながらとなると、中々難しいものです。
そして、基礎に返る時があるのはとても大事です。
なので、十分にクラスを楽しみました。

今後、スペイン人のクルシージョは積極的に企画していこうと思います。
私の知り合い、スタジオレンタルしてくれてる人たち、生徒などの
身内限定で、表にあまり出さないクルシージョも開催していきます。
その方が、身内だけの安心感があるし、ガツガツとしないで、ゆったりとやれると思います。


この度は、ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

またの機会にもよろしくお願いいたします(*^-^*)♡


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今年も7月にプリメラの仲間たちが開催されます。


プリメラのニューウェーブは主催者がえらんだプロの会で、
プリメラの仲間たちは、出演したい人が応募して出れる会です。
『仲間たち』の出演者はプロの人よりも愛好家の方が主となります。



場所は新宿労災ホール。
テアトロの舞台です。

チケットノルマはなし。

参加費はプリメラの主催者に支払いになります。

また、バックアーティストは出演者が連れて行く形となり、
主催者は用意しません。
出演者が好きな方を選び、出演交渉をします。
その為、バックアーティストへの出演料の支払いは、
出演者から行われることになります。

かかる費用は、バックアーティスを誰に頼むかと、
エンサージョの回数によって変わってきますが、
以下に一例を挙げておきます。


〇参加費→プリメラ 20,000円

〇出演料(ギター)→ スペイン人6~70,000円、日本人 ぴんきり
〇出演料(カンテ)→  スペイン人6~70,000円、日本人 ぴんきり
〇出演料(パルマ)→  スペイン人6~70,000円、日本人 ぴんきり



〇エンサージョ料(ギター)→ スペイン人6~7,000円、日本人 ~5,000円
〇エンサージョ料(カンテ)→ スペイン人6~7,000円、日本人 ~5,000円
〇エンサージョ料(パルマ)→ スペイン人6~7,000円、日本人 ~5,000円

〇エンサージョ時のスタジオ代→1,000~2,000円
〇エンサージョ時の個人レッスン代→7,000円

もし、ギター、カンテ、パルマを全員スペイン人に頼み、
個人レッスンを付けるとしたら、
1時間当たり28,000円かかります。
エンサージョを3回やったら、84,000円かかります。
バックアーティストの出演料210,000円
+エンサージョ3回84,000円
+プリメラへの参加費支払い
=約30万円になります。




もし、ギター、カンテ、パルマを中堅どころの日本人に頼み、
個人レッスンを付けるとしたら、
1時間当たり22,000円かかります。
エンサージョを3回やったら、66,000円かかります。

日本人のバックアーティストの場合、
プリメラなら安くしてくれる人もいたり、
誰からの依頼なら安くしてくれたり、
まとめて何人かで頼めば安くしてくれたり、
そんなの関係なしに、一律、同じって人もいたりするので、
交渉してみないと分からないってのが正直なところです。

ただ、スペイン人よりは交渉の余地はかなりあります。



生徒さんの中で、出演希望の方がいらしたらご連絡下さい。

10月の舞台前の度胸試しにもなると思います。


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圭子さんは、前回の9月のタブラオの発表会で、
ジャマキさん(男性のプロの踊り手)とパレハ(ペア)で踊りました。
それがソリスタとしての初舞台でした。

その時もグワヒーラを踊りましたが、
今回は、そのグワヒーラをソロ(一人)で踊りました。

10月の公演で、圭子さんはグワヒーラでソリスタを務める為、
それを目指し、レベルアップしたいということで、
今回の舞台にも挑戦しました。

結局、場数を踏まなきゃ、伸びないものもある。
スタジオで100回練習しても得られないものが、
本番の舞台にはあります。





彼女は、フラメンコを始めて4年というキャリアです。
フラメンコのソロを4年で踊るというのは、早い方だと思います。
それも、大人になってから始めた人にとってフラメンコは音楽が難しく、
中々耳が追い付かない。
そんな中、一人で踊りあげたのですから、大したもんです。

最初は音楽を聞くことができずに、
カウントして踊ってるのが分かるような踊りをしていました。
カウントして踊ることもままならない時もありました。

でも、本番に出るとなり、
バックアーティストと合わせをし、
その録音をひたすら聞き、
本番の舞台を踏むことで、フラメンコの音楽に耳が馴染んだようです。

「できないから、やらない」
「できるようになったらやる」

としていたら、いつまで経ってもできるようにならない。

「できないけど、やる!何としてでも、できるようになる!」

と決め、行動に移した圭子さんはできるようになりました。

音楽に反応して踊っているのが分かりました。


特に、そういうのは、ミスをしたところで良く分かります。

音を聞いてない人は、
ミスをしても音とずれたまま、
数えながら、
盲目的に振付を通して踊り続けてしまいます。

彼女、本番でミスをした箇所があったのですが、

「ずれた!」

と分かったようで、すぐに調整し、正しい音のところに戻っていました。


ミスをすることは誰にでもある。
プロでもある。
舞台というのは、ミスをしないことが大事なんじゃない。
ミスをした時に、どう処理をするかが大事です。


『すぐに修正できた』

というのは、


『ミスをしないことよりすごいこと』


それを、若干、4年というキャリアの
大人になってからフラメンコを始めた人が
本番の舞台でやってのけたのだからすごい。


圭子さんは、元々表現するというのは得意な方です。

笑顔を作り、優雅に踊るということは余裕でできるようです。
どうやら、彼女の中には、
「こういう女性になって踊りたい」
というイメージがあるようです。

イメージを持つというのは大切ですね。

そこに、フラメンコ音楽に乗るということを身に付けたら、
向かうところ敵なしです!


これから益々楽しみですね。



前回より今回の方が良かったです。

次回は、今回より良いものを目指して、精進を続けて下さい。


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