昨日はアルハムブラに出演いたしました

昨日はアルハムブラに出演致しました。

観に来て下さった皆様、どうもありがとうございました。

昨日は驚いたことに超満員で、出演者一同、テンションが上がりました。

 

 

昨日来てくれた生徒さんたちと舞台にて

 

私がタブラオに出ると、いつも大勢の生徒さんたちが駆けつけて下さいます。

本当にいつもありがとうございます。

客席で、生徒さんたちがクラスの垣根を越えて、楽しそうにお話してるのを傍からでも見れると、私はとても嬉しいです。

 

こちらは昨日の共演者。

 

ミゲルに歌ってもらったのは、本当に久しぶり。

私、何のかんの言って、日本にいるスペイン人の中でミゲルが一番好きかもしれない。

彼、表面的な人当たりの良さはないし、ぶっきら棒だし、気難しいけど、その分、距離を近く感じる。

人当たりのいい人って、誰にでも良い人で、けど、誰にでも良い人であるってことは、ちゃんと皆と距離を取っていて、面倒なことにもならないけど、近づくこともできない。

ミゲルはちょっと面倒な時もあるけど、ちゃんと本当のところを感じさせてくれる。

で、私、面倒なので一時期、ミゲルを無視してました(^^;)。

でも、狭い世界なので偶然会ったりするんですね。

すると彼にプイっとされてました。

でも、それでもまた会って、また何となく以前と同じように普通になりました。

人との仲って、一回壊れたら壊れっぱなしの人もいれば、再び縁が繋がる人もいる。

不思議だけど、これが縁の濃さの差なんだろうなぁ。

日本語が通じる日本人より、ミゲルの方が話が通じるのも、これもまた不思議。

 

昨日は1部に踊って、2部にパルマに入りました。

ミゲルの横でパルマを叩き、お勉強させてもらいました。

本番の舞台の上でも、こっちを気に掛け、教えてくれたりしました。

できなくても、

「いいよ。大丈夫だよ」

とにっこり笑ってくれる人は楽だけど、それだと伸びない。

ミゲルは私ができないところはしかめっ面して、

「NO. クイダー(気を付けろ)!」

と注意してくれます。

注意してくれる人がいるから、できることが増えていく。

叱ることは愛情だ。

だから、横のミゲルを見ながら、感じながらパルマを叩き、一生懸命に教えを守ろうとすると、彼は温かい笑顔をくれる。

これがいい。

一人ではなく、人と交流してる感じを、骨の髄まで感じる。

お互いのエネルギーが五臓六腑まで染み渡る。

これが生きるパワーとなる。

昨日はパルマを叩きながら、本当に本当に楽しかった。

舞台が終わり、

「グラシアス(ありがとう)」

ってミゲルに言ったら、にっこり微笑むミゲル。

これでいい。

舞台を降りたところですごく仲良くしないでも、舞台の上でちゃんと心の交流ができれば、私とミゲルはそれでいいと思った。

 

さて、自分の踊りは、初出しならではのハプニングもありましたが、今の私のできる限りで踊りました。

反省点は多々あるので、次回に繋げていきたいと思います。

そして、数年ぶりに舞台で踊ったソレアは、楽しかったぁぁぁぁ(*´ω`*)

1月のサラ・アンダルーサにも観に来てくださってた外部の方で、昨日、初めてお会いした方がいらしたのですが、タラントよりソレアの方が良かったと言って頂け、ホッとしました。

自分じゃどう見えているのかとか分からないので、そう言っていただけて安心しました。

発表会でもこのソレアを踊ります。

何度か舞台に上げて、熟成させていきます。

 

愛して病まないソレア。

けど、全然触れることのできないソレア。

 

試行錯誤しながら、取り組んでまいります。

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