日曜(初級)クラスのグワヒーラ(動画)

(01)諸々

0:13・・・(12)背中が見えるところまで右肩を入れる

0:16・・・・(6)右足を軸足(左)の後ろに入れ、ブエルタする。6で足を置いた位置から、10でゴルペを踏むまで、足はその場から離さない。
モゴモゴ、コンパスと関係のないところで動かない。
それができない人は、ブエルタの練習をして、ブエルタの精度を高めましょう。


0:21・・・(5)で左足を後ろに入れる時に、前かがみになったり、お尻を出したりしないこと。むしろ、頭は右斜め上に引き上げられる感じで、やや背中は反る感じ。

0:24・・・(10)の瞬間に前を見る。その前に振り向いてしまわないこと。この10で瞬間的に顔の向きを変えることで、10のアセントを表現しているので、とても重要。
何度注意しても、誰一人できていない。
そんなに難しいことじゃないのにできないのは、注意されたことを忘れているから。
とても大事なことなので、忘れないように。


0:28・・・(6)でアバニコを下げる時、アバニコは回しながら下げる。回さないで、そのまま下げるのは綺麗でない。
それができていない人は、下半身でマルカールを踏みながら、上半身を使いながら、アバニコを回すということを同時にできないでいるので、
まずは、アバニコを回すだけの練習。
次に、上半身を使いながらアバニコを回す練習。
最後に、足も付けて踊る練習。
というように、段階に分けて練習すること。
足も、ブラッソも、クエルポも、アバニコも全部同時に動かし、
できていない状態のものを何度も繰り返してもできるようにはなりません。
悪い癖がつくだけです。
焦らず、ゆっくり、一つ一つ分けて練習しましょう。

0:32・・・(3)でアバニコを半回転させたら、ゆっくり降ろして来る。
慌てて、雑に降ろさないように。
こういったちょっとした動作も、ゆったりと、品を感じるように気を付けること。

0:35・・・(6)(7)ブラッソは左、顔は前、
(8)、(9)ブラッソは右、顔は左。
(8)(9)右足をキックするところは、爪先を伸ばすこと。
猫背にならない。むしろ右上に引き上げる。

0:40・・(6)(7)で伸びる、(8)(9)前かがみ、(10)で抜ける

0:42・・・(12)背中を反る。
右足に体重を乗せない。
お尻を出さない。
顎を出さない。
首を抜かない。
アバニコの面をお客さんにちゃんと見せる。
左手はおへその前。ファルダは持つ。

0:58・・・(10)でしっかり抜ける。
何度もここを注意されている人は、
「抜けているつもり」であって、「抜けているように見えていない」から注意されるのです。
何故、抜けているように見えないか。
それは10で左足が上がらないで、
11で次の動作に繋ぐところを10で止まってしまって、
11で踊りが死んでしまってるから。



1:02・・・(5)で息を吸う。
ということは、身体は大きく膨らむ=伸びる
(6)で吐く。
ということは、身体は小さく縮む。

こういう注意を忘れ、身体を使わない、
小手先だけのペロンとした踊りをしないように。

ここは時間を取って、細かくレッスンでやったところです。
その為、その時はできるようになりました。
しかしながら、その後、注意を忘れ、意識しないで踊っているから
何度も注意され続けているところです。

「やってるつもり」なのに何度も注意されるのだとしたら、
「やってるんだけどな・・・」ではなく、
「やってないように見えるんだ」と気付き、
「じゃあ、どうやったら、やってるように見えるんだろう」
と頭を使って考えましょう。
そもそも、頭を使って考えるまでもありません。
どうやったらいいのか、レッスンで教わった筈です。
教わったけど、難しくてできなかったものではありません。
その時はできていたのですから、その時の教えを思い出すだけです。
その時にできていたことを毎度毎度忘れてきたら、
いつまで経っても上手くなりません。
他にも注意してあげたいことは沢山あるのに、
その注意をしてあげることができません。
注意を受けることができないとしたら、
損をするのは生徒さんです。
上手くなる機会を逸しているという損です。
それで「上手くなりたい」と思っていても無理です。
「上手くなりたい」と心から願うのであれば、
一度できるようになったことは、
同じ注意を二度されないように覚えてきましょう。


1:10・・・(10)でちゃんと抜けましょう。
アバニコを胸に仕舞うことに気を取られ、
それ以上に大事な、(10)で抜けるということを忘れています。

『10で抜ける』

何よりも大事なことです。
10で抜ける意識があったら、ブラッソが10の時に下で止まる筈がありません。
自然とブラッソは上に放物線を描くように上がる筈です。
アバニコなんか、サパテアードを始める時までに仕舞い終わらないでも何の問題もない。
足をやりながら仕舞ったっていいものなのに、
10で抜けるというのは、10の時しかできないのに、それを忘れている。

優先順位10位のものを取って、優先度1位のものを捨てた感じです。

今一度、「10で抜ける」って何か、考えてみましょう。
パソをやらされてるだけで、頭を使わなかったら、
いつまでたっても分かるようになりません。
逆に、1つ理解できたら、後は芋づる式で、どの振りであっても10で抜けるということが分かるようになります。



 

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