家で基礎練習①ブラッソ

(01)諸々

家では中々大きく踊れないかと思いますが、
あまり広い場所がなくてもできる基礎練習をしてみてはどうでしょうか。

夜、窓の外のシャッターを下ろし、
カーテンを開け、
鏡替わりに窓を使い、
自分の姿を映してみながら取り組んでみて下さい。

踊る為の筋力強化は、
筋トレをするのではなく、
踊ることでできます。


踊りというのは、
筋力があったからと言って、
踊れるものではありません。

例えば、フラメンコを始めて間もない男性と私を比べたら、
男性の方が脚力も腹筋も強いですが、
筋力の弱い私の方が速いサパテアードを打てるし、
ブエルタもできます。

それは、踊る為に、
既にある筋肉をどう動かすかを知っているからです。
踊りは、筋肉の使い方や
身体のバランスの取り方を知っているかどうかであって、
筋力が強いかどうかではありません。

また、身体を使うものは、
スポーツであろうと、ダンスであろうと、
その種目に合った筋肉というのがあります。
例えば、長距離ランナーと短距離ランナーでは、
筋肉の付き方が違いますよね。

ダンスも同じです。

筋トレが必要ないとは言いません。
ただ、そのダンスに合った筋肉の付き方があるので、
踊りながらの基礎練をして、
筋力強化を図るのが効率が良いと思います。
また、それ以外の方法で筋肉をつけると、
踊りに邪魔になる筋肉がついてしまうこともあります。
長距離ランナーに、砲丸投げ選手の筋肉はいらないように、
ダンサーに不要な筋肉もあります。
闇雲に筋トレしてはダメです。

踊って付けるのが効率良い。


腕は、成人女性の平均で2~3キロあります。
十分重いです。
フラメンコを習い始めた人にとっては、
腕を上に上げておくだけでも疲れる程です。

ブラッソのテクニカを動画に合わせ、
毎日やってみてください。
たかだか7分のエクササイズですが、
毎日やるのは根気がいると思います。
振付を踊るのと違って、
基礎練は地味なので面白くないかもしれません。
でも、毎日、少しずつやるのが上達への王道です。
フラメンコのブラッソに必要な筋力が、
緩やかながらも確実についてくると思います。

腕を回すことで腕回りの血行促進にもなりますし、
姿勢に気を付けるので、
肩こりやスマホ首解消にも効きますよ。

自宅にいる時間が長い今だからこそ、
毎日コツコツやってみて下さい。

やったらやった分だけ、上達することと思います。

第二弾、第三弾として、
マノの回し方、
マノを使いながらブラッソも使う動画や、
ブエルタの基礎練習の動画も作りますので、
楽しみにしてて下さい(^^)/







入門者向け ブラッソの説明
説明を見たら、毎日この動画と一緒に基礎練をしましょう!

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