見せ方④

(01)諸々

セビジャーナスは


〇前奏
〇1つ目のパート
〇2つ目のパート
〇3つ目のパート→締め(シエレ)
〇間奏


という構成になっています。

例えば、セビジャーナスの1番だと、
1つ目のパートは、パソ・デ・セビジャーナです。

2つ目のパートは、123と爪先立ちで歩き、
4で足を横に出し、
56とお休みするあのパソ(振り)です。

3つ目のパートは、パサーダです。

音楽を聞いてみると分かると思いますが、

3つ目のパートで一番盛り上がっています。
1つ目と2つ目は、3つ目を盛り上げる為の助走ですよね。


それを踊りでどう表現するかを考えます。

 

3つ目のパートを盛り上げる為の手段には、

〇足し算

〇引き算

があります。

 

足し算は、

〇サパテアードを激しくしたりして、音で盛り上げる。

〇大きな動き、激しい動きの振付で踊る。

です。

 

但し、足し算には限りがあります。

でも、要は、1つ目、2つ目と比べて3つ目が盛り上がればいい。

ということは、3つ目の前に盛り下げておけば、

3つ目が浮かび上がります。

引き算

〇2つ目のパートのテンションを下げる

〇2つ目のパートの動きを小さくする

〇2つ目のパートで踊り以外を見せる

 

但し、1つ目のパートまで下げてしまうと、

間が持たなくて、退屈なものになってしまいます。

 

そして、1つ目までは踊りを見てもらえます。

2つ目、3つ目は、1つ目が良ければ見続けます。

 

逆に言うと、1つ目が良くないと、

その後、どんなに盛り上げていっても、

友達でもなければ、最後まで見てもらえません。

それは、せっかく作った見せ場の3つ目に行く前に、

お客さんを逃すことです。

 

だから、歌が始まった導入のところは頑張りどころです。

 

テンションは

1つ目:中

2つ目:低

3つ目:高

ですが、

1つ目の最初だけは、超高です。

 

 

3つ目にクライマックスをもってこれるように、

作ってみて下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 


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