見せ方④
セビジャーナスは
〇前奏
〇1つ目のパート
〇2つ目のパート
〇3つ目のパート→締め(シエレ)
〇間奏
という構成になっています。
例えば、セビジャーナスの1番だと、
1つ目のパートは、パソ・デ・セビジャーナです。
2つ目のパートは、123と爪先立ちで歩き、
4で足を横に出し、
56とお休みするあのパソ(振り)です。
3つ目のパートは、パサーダです。
音楽を聞いてみると分かると思いますが、
3つ目のパートで一番盛り上がっています。
1つ目と2つ目は、3つ目を盛り上げる為の助走ですよね。
それを踊りでどう表現するかを考えます。
3つ目のパートを盛り上げる為の手段には、
〇足し算
と
〇引き算
があります。
足し算は、
〇サパテアードを激しくしたりして、音で盛り上げる。
〇大きな動き、激しい動きの振付で踊る。
です。
但し、足し算には限りがあります。
でも、要は、1つ目、2つ目と比べて3つ目が盛り上がればいい。
ということは、3つ目の前に盛り下げておけば、
3つ目が浮かび上がります。
引き算
〇2つ目のパートのテンションを下げる
〇2つ目のパートの動きを小さくする
〇2つ目のパートで踊り以外を見せる
但し、1つ目のパートまで下げてしまうと、
間が持たなくて、退屈なものになってしまいます。
そして、1つ目までは踊りを見てもらえます。
2つ目、3つ目は、1つ目が良ければ見続けます。
逆に言うと、1つ目が良くないと、
その後、どんなに盛り上げていっても、
友達でもなければ、最後まで見てもらえません。
それは、せっかく作った見せ場の3つ目に行く前に、
お客さんを逃すことです。
だから、歌が始まった導入のところは頑張りどころです。
テンションは
1つ目:中
2つ目:低
3つ目:高
ですが、
1つ目の最初だけは、超高です。
3つ目にクライマックスをもってこれるように、
作ってみて下さい(^^)/
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