今から12年前、最初のパセオ掲載

(01)諸々

私の記事が初めてパセオに載ったのは2010年1月号でした。
そこから半年、私のセビージャでの留学記を連載しました。

栄えある最初のネタは、エル・トロンボ先生。
セビージャに着いて一番最初に受けたレッスンはトロンボ先生のクラスでした。
衝撃でした。
ただ、私には早すぎた。
時期尚早。
小学生が大学生のゼミに参加しちゃった感じでした。
奥が深くて、スペイン語も良く分からなかったし、一ヶ月で挫折。
「もう少しアカデミックにフラメンコを学んでからにしよう」
とファナ・アマジャのところに移りました。

今、私、雄輔さんがやってる『フラメンコ研究部』に入ってて、そこではトロンボ先生のレッスンも視聴できるようになってて、通訳も入るので気長に、かつ気楽に家で視聴してます。

セビージャ留学最初の一ヶ月で挫折したものの、ものすごく印象に残ってるトロンボ先生。
そして、あれから12年。
未だに、トロンボ先生、奥が深くて難しいわ😂
でも、とってもフラメンコ。

で、そのトロンボ先生のネタが最初だったパセオフラメンコ。

感慨深い😢💦



3番目に踊るのがトロンボ。
すごい存在感。
ただ歩いて移動するだけ。
パルマをする為に腕を上げるのがレマーテになって、それだけでオレーが出るなんて、すごすぎ。
この空気、正にフラメンコ。
こういう空気は、振付を習ってるだけじゃ出せるようにならない。
いっぱい見る。
見て盗む。
あと、トロンボ先生のオンラインレッスンとか、急がば回れで、そういうのを受講するのも一つの手段。
トロンボ先生のオンラインレッスン、通訳も入るし、お薦めです。
ただ、普通のレッスンを期待すると期待はずれかも。そういうのじゃないから。
普通のレッスンで振付を習ったり、テクニカやるのが日本の義務教育でやった『ドリルを解く』のだとすると、トロンボのクラスは欧米の『自由研究』って感じ。
考えさせるレッスン。
だから難しい。
日本人の弱いところかもしれません。

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