【水曜夜クラス】10/26舞踊団公演後、12/3発表会後について

(01)諸々

目下、10月26日の舞踊団公演に向けて、猛練習中の水曜クラスの生徒さんたち。

〇ソロンゴ
〇ガロティン con コリン
〇アレグリアス
〇セラーナ

と仕上げる曲数も多く、とっても充実しています。

さて、そんな水曜クラスですが、この嵐の様な慌ただしさは10月26日で一旦収まります。

そして、その後も、12月3日の発表会や、来年の2月頃を予定しているエスペランサでのソロライブに向けての練習が待っています。

但し、「水曜クラス」という枠で、皆で取り組むというよりは、「各自がソロ」で取り組む感じになります。

そんな中、
「10月26日以降、新しい振付が始まります!」
なんてことになったら、生徒たち、禿げます (^-^;

「じゃあ、クラスで何をやろう」
と私は考えました。

そこで思い付いたのは、

「どの曲にも出てくるブレリアをやろう!」

ってのでした。

12月の発表会や来年の新春のライブで生徒さんたちは、
ソレア・ポル・ブレリア、ソレア、ソロンゴ、アレグリアス等を踊ります。

どの曲にもブレリアは出てくる。
タンゴ系を踊る生徒にとっても、フィン・デ・フィエスタでブレリアは踊る。

振付を習っただけで、踊ってしまってるブレリア。
『振付は簡単なのに、一向に様にならない』度が、他の曲と比べてとにかく高いブレリア。

スペイン人が踊るブレリアからは程遠く、稲作民族が田んぼに稲を植えているようにっしか見えないブレリアを、少しでもスペインのブレリアっぽく踊るにはどうしたらいいか。
そんなのを一緒に考え、探していく内容のクラスにしたいと考えています。

それと、やはり、テクニカ!

テクニカができていれば、振付しただけで踊れるようになります。

音楽を知っていれば、振付をしただけで踊れるようになります。

振付ありきで踊っても、フラメンコは踊れるようにならない。

舞台の前は、どうしてもテクニカに取り組む時間が少なくなり、振付に追われてしまうので、

10月26日以降は、レッスン内のテクニカの割合を半分位にはしたいと思います。

残りがブレリア。
でも、振付じゃなく、既に持ってる振付を使ってのブレリアのテクニカになります。
新しい振付・パソは最小限にとどめ、基本的なオーソドックスなパソ、皆が習ったことのあるパソを使ってレッスンを進めていきます。

あれもこれもやったって、中途半端で終わる。
あれもこれも手を付けたので、中途半端で終わってるものは数知れず。
ここいらで一息入れて、中途半端で終わってしまってたものを蔵から出し、生徒たちがもう少し丁寧に取り組んで行ける環境を作りたいと考えています。

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さて、12月3日の発表会以降ですが、こちらも同じような発想でレッスンを進めていきます。

例えば、今やってるソロンゴ con マントンのパソを使えば、アレグリアスの歌振りの振付ができます。

それを、今やってるアレグリアスの振付と繋ぎ合わせれば、6分程度だったアレグリアスの振付が7分半くらいになります。

短いアレグリアスのエスコビージャ。
今は、レマーテが抜けたら、すぐにブレリアの歌が来ていますが、その後、一旦ファルセータをもらい、少しマルカールして、またその後にエスコビージャをやって…ってすると、エスコビージャを長くすることができます。
追加するエスコビージャ内のファルセータやエスコビージャは、ソロンゴでやったのを使えます。
そうすると7分半くらいの振付が9分位になります。

新しい振付を習うことなく、タブラオでお披露目するには丁度いいような長さのアレグリアスの振付が出来上がります。

アレグリアスは、当日の合わせだけでタブラオで踊るには適した曲です。
なので、振付を持ってると、とっても便利。
マントンを使う振付は、さすがにカサ・アルティスタでは使えませんが、それ以外のところだったら大丈夫。

こんな感じで、既に生徒たちが習ったことのあるパソを使い、当日合わせだけでタブラオで踊れるような振付をクラス内で作り、リンピアールしていきます。
曲はアレグリアスに限らず、グワヒーラやソレアもいいかと思います。
曲を何にするかは、生徒さんたちの希望を聞いて決めます。

既に持っているパソを使った振付ならば、振付を覚える為の時間を、振付を深めたり、極める為の時間に使えるようになります。
そうすれば、そのパソの質は向上します。

中途半端で終わったパソを千個持っているより、
習っただけで先生を見ながらじゃなきゃ踊れないパソを千個持っているより、
きちんと踊り込み、磨き、寝ぼけてても、
本番で頭が真っ白になっても咄嗟に出てくるようなパソを百個持ってる方がいい。
そっちの方が上手に踊れる。

もうパソは沢山持っているので、新たに覚えるパソは最小限に留め、既に持っているパソを極めていき、ついでに、当日合わせだけでタブラオで踊れるような振付も習っちゃう!

そんな内容のクラスにするつもりです。

尚、一つ一つのパソは丁寧にゆっくりから何度も何度も、レッスン内で踊り込みさせるつもりなので、その振付を知らない人でも新たに振付は覚えられるようにレッスン致します。

振付を覚える為にレッスン内で動画を撮影を許可しています。
振付を知らない人が振付を覚え、レッスンに参加しやすい工夫はこちらで致します。
当日合わせだけでギターやカンテと合うような振付にするので、凝った振付はしません。
シンプルなものを味わいながら、音楽に乗って踊れるような振付にします。

このクラスは、今は公演前なので舞踊団クラスとなっていますが、水曜夜の通常クラスとしては2人しか在籍していないので、スタジオを広々と使え、ゆったりと踊れます。

【料金】
2016年の発表会以前から所属している生徒さん:11,000円(4回/月)
それ以降の生徒さん:12,000円(4回/月)
単発受講:3500円(回)
他の私の通常クラスに月謝制で通ってきている生徒さんの単発受講:2500円(回)

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