チャノのソニケテ講座を受講してます♪

(01)諸々

チャノ・カラスコのソニケテ(リズム・コンパス)のオンラインレッスンを9月は受講してます。

ライブ等で最後に踊られるフィン・デ・フィエスタのブレリアで、踊りを習ったことのない筈のギターさんやカンテさんたちが、楽しそうに、粋にブレリアを踊るのを何度も見たことがあるかと思います。

「楽しそうに粋に踊る」「コンパスを外さない」というのが山の頂(いただき)だとすると、ブレリアは振付からアプローチすると、それはそれは険しい道を行くことになるし、中々山頂には到達できない。
バイレ・フラメンコを習って20年ちょっと。
やればやる程、それを痛感します。

シンプルなもので良ければ、ブレリアを粋に踊るには、それ程は踊りの技術を必要としない。

その代わり、リズム感が必須となります。
リズム感であれ、コンパス感であり、いわゆるソニケテ。

日本ではあまり耳にすることのないリズムだけに、その上、速いので考える間もないだけに、ブレリアは難しい。
コントラ入れたり、なんやらしたりってなったら、考えてたり、数えてたりしたら間に合わない。
音を外す。

「急がば回れで、自分の基本的なリズム感を磨くしかないんだろうな~」
と思い、このところ、暇を見つけてはパルマクラスを企画したり、オンラインで気軽に家で受講できるのがあれば受講したりしてます。

↑ この人たちが、気軽に粋にブレリアを踊れちゃうのは、踊りを習ったことがあるからじゃない。
踊り手の後ろで、歌ったり、パルマを叩いたり、ギターを弾いたりして、フラメンコのリズムに馴染みがあるから。

↑ この人から送られてくる動画は、ブレリアの動画がそれはそれは多い。
ブレリア、すごく好きみたい。
これまで私がノーマークだったところを好むこの方の取り組み方を見習えば、私に足りないところを補えるのではないかと思って、
「秘訣はなんぞや?」と観察しております。

いっぱい見る。それも良質のブレリアを見る
踊りの後ろでいっぱいパルマを叩く

「そういったアプローチを続けてきたからこそ、ああいうブレリアを踊れるんだろうな」って彼の踊りを見る度に思う。
なので、不定期ではありますが、うちのスタジオでは、雄輔さんのパルマクラスを開講しています。
生徒たちが彼からパルマの打ち方を習うってより、彼がブレリアに対し、フラメンコに対し、どういう取り組み方をしてきたのかを感じ取り、真似てみることで、フラメンコの真髄に近づけたらって思ってます。
一見遠回りなようでいて、実は振付から入るよりよっぽど近道。
振付やテクニカを教えるだけじゃなく、この人には哲学があって、それを生徒に伝えようとしてくれるところがいい。
「それだと遠過ぎて分からない。面白くない」って人もいるかもしれないけど、でも、分からないながらも、そういう核心のところからのアプローチを少しずつでも続けるからこそ、何かが芽生えるって私は信じている。
芸事は、習ったらすぐに結果が付いてくるものばかりじゃない。
あとね、この人、私とは性格も真反対だし、好むものも真反対な割りには、何気に私と同じようなことを言ってるので、生徒たちが迷わないで済むんじゃないかって思ったのでした。
その内、ブレリアのカンテクラスもやってもらいたいなって考えてます。

話は逸れましたが、こんなことを私は感じ、それ故に色々と取り組んでいて、その中の一つ、9月はソニケテクラスを家で受講してます。
へレスのブレリアの生産地・サンティアゴから生中継!日本語通訳も入ります。
チャノは2018年の舞踊団公演に出演してくれたギターさんなので、その時に出演した生徒たちは良く知っている方ですね。
自分の土地のブレリアを、基本の基本から教えようと熱い方です。
私の友人の香名ちゃんがコーディネートしてくれているので、興味のある生徒さんは私にご一報いただければ、香名ちゃんを紹介しますよ。
2週間視聴可能なアーカイブもあるので、とっても便利!

ソニケテクラス受講後にお風呂に入り、インスタをイジってたら、こんな加工ができた!

パルマを頑張ったので、『たいへん よくできました』って自分に判を押してみた😂😂😂

それにしても、インスタって、色んなことできるのね。ストーリーズって、何だ?良く分からないぞ?

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