トライしてみて、「あ、これ、私、好き!楽しい!」と思った仕事

(01)諸々

振付はするけど、厳密に長さが決まった音楽に対して振り付けることはあまりないフラメンコ

フラメンコ舞踊はCDなどの録音ではなく、生身の人間の演奏で踊るのが基本です。
それは、フラメンコの踊りが『踊り手(ダンサー)』というより『パーカショニスト』としての役割でバンドに参加する感じに近いからかもしれません。
フラメンコは踊りが目立ってますが、でもフラメンコはカンテ、音楽なんですね。
その為、生演奏が主流です。
それに、録音で踊るのは、ちょっと物足りなさを感じるし、ちょっと邪道な感じがします。
生演奏で踊るって、とっても贅沢なことですよね。
その為、フラメンコの踊り手は、あまりCDで踊ることをしません。
故に、厳密に長さが決められた音楽に振付するってことをしません。

歌の長さに合わせて振付するってことはあります。
更には、歌の長さは、その時々で変わることもあるので、それに合わせて即興的に振付を変えたりもします。
エスコビージャでは、私たちの振りにバックミュージシャンが合わせて演奏してくれますし、やはりその時々で即興的に踊って変えたとしても、バックミュージシャンも即興的に合わせてきます。
なので、振付はするけど、それは、厳密に決められた音楽に合わせて振付するというとはちょっと違います。

もちろん、私もこの普通のフラメンコが一番好きです。

CD等の録音に振付

でも、厳密に長さが決められたCD等の録音された音楽に振付することも好きなんです。

ある時、生演奏ではなく、CD等の録音に合わせて生徒たちがセビジャーナスを踊る機会がありました。
私は音源を選び、振付をし、群舞だったのでフォーメーションもしました。
私が選んだ音源は、Manuel Pareja-Obregón。

な、な、な、なんて美しいんでしょう( ;∀;)

私、フラメンコはやっぱりギターだと思ってて、公演などで他楽器が入るのは好きだけど、フラメンコのギターの雰囲気が壊れる程、他楽器が存在感を出すものを好みません。
他の人がやってるのを見るのはいいです。
興味深く拝見します。
ただ、自分がやるならギターの存在感が一番強いのが好き。

とは言うものの、セビジャーナスは厳密に言うとフラメンコじゃないし、ギターなしのピアノだけで踊るってのも滅多にないので、せっかくCDで踊るのだから、普段中々できない音楽にしよう!ってことで、オブレゴンのセビジャーナスを選びました。

で、生徒に振りを教える為に、振りを忘れないように録画したのがこちら⇩
2バージョン考えたのね。
これはアバニコバージョン。

こっちはマントンバージョン

普通にセビジャーナスの振付で普通に踊っときゃいいのに、そうしたら時間もかからないし、楽なのに、わざわざ振付を考え、生徒たちにも覚えてもらい、私も生徒も大変な想いをしました。

でも、じゃあ、なんでわざわざそんな大変なことをしたのか。

それは、

好きだから

楽しいから

気付いたら、身体が勝手に動き、やってた


人が何かをする動機って、
〇楽しいから
〇役に立つから
しかないらしい。

自分の勉強になるとか、自己投資になるとか、利益になるなるとか、そういうものには人は時間もお金を費やす。
そして、もう一つ、全く何の役に立たなかったとしても、人は楽しければ、時間もお金も使う。

この仕事って、ほぼほぼ稼ぎにはなりませんでした。
生徒さんからレッスン代はいただきましたが、そうはいっても、ものすごく労力をかけた程は稼げてません。
でも、好きなことをやれたから私は満足だったし、充実してました。
こういのをライフ・ワークって言うんですかね?

そして、これを機に気が付いた。
「私、CDとかの音楽に振付をすること、好きなんだ」
ってことに。

〇生徒に指導すること
〇振付すること
〇フォーメーションを考えること
〇演出すること

これら(⇑)は、もう当たり前のように好きなことなのですが、振付することの中でも、CDに振付することも好きだと気付いたことは大収穫です。

最後は生徒さんたちが舞台でとーーーっても素敵に踊ってくれたので、大満足でした!

セビジャーナスつなぎ

コロナ禍になり、外出自粛となり、殆どの教室がレッスンをお休みにした2020年。

フラメンコ協会が、この重い空気を明るく軽やかにしましょう!ってことで、セビジャーナスつなぎが始まりました。

セビジャーナスつなぎとは、協会の役員から始まり、その人たちが次の人たちを指名し、バトンが次々に渡っていくというのでした。

バトンが渡ってきた時は、赤紙を受け取った心境でした。
でも、断ることもできないし、
「やるか。。。」
と録画しようとスタジオに行き、普通に普通のセビジャーナスの振付を踊ってみましたが、
「はっ」
と気付いたら、
「この音源で踊ってね」
と通達のあった音源に対し、セビジャーナスじゃない振付を作ってしまいました。

どういう心境の変化や経緯でそうなったか、我がことながら記憶にありません。

まあ、暇だったのよね、あの頃(^-^;
一人でスタジオに籠り、振付を考えることがものすごく楽しかったし、気晴らしになりました。

後日、
「プロの人たちの中には、凝ったことをやりだした人たちがいて、セビジャーナスつなぎの敷居を上げてしまって、皆が気軽に参加できないものになっちゃった」
と言われてるというのを耳にしました。
「あれ、それに私も含まれちゃったりするのかな(;’∀’)
そんなつもりなかったんだけど、ごめーーーーーん」
と思ったりしましたが、でも、人の好むものはそれぞれ異なるからね。
私は私の好きなことをやっただけなので、赦して(^-^;

で、その後、生徒たちにもセビジャーナスつなぎが回ってきて、沢山振りを作りました。

そして、その振りを使って、舞台で生徒たちがエンディングに踊ったこともありました。

フラメンコ2030

こちらは生徒さんがフラメンコ2030に出品した動画です。

ヘスス・メンデスのソレアに対し振付しました。


もう一人の生徒さんも出品したのですが、その動画は行方不明。。。

なので、その生徒さんに踊ってもらう為のデモとして作った、私が踊ってる動画を披露⇩

ナタリア・マリンのグワヒーラに振り付けました。
ギターがちょっと凝ってて、これ、振付してて、滅茶苦茶面白かった。


これ(⇩)を作った時、私は暇だったのかな?
どういう経緯で作ったか忘れたけど、チャノ・ロバートのアレグリアスに振付てます。
やっぱ、アレグリアスはチャノ・ロバートが一番好き。

忙しいと中々できないのでね。
今年は時間にゆとりをもって、私の趣味としてでもいいので、こういったことをやれたらいいなって思ってます。

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