別の角度から将来の夢・目標を語る
将来の夢、今後の目標等々、
今より何年か前まではそれらを持っていたように思います。
ところが、このところ、
「私って、それらがあるような、ないような…」
って思うように至りました。
何故なら、
夢が叶っても、目標を達成しても幸せじゃないこともあったり、
夢が叶ってなくても、目標を達成できなくても幸せであったりで、
どうやら、私にとっては、
私が掲げている夢を叶えること、目標を達成することは、
そんなに意味がないことだと気付きました。
ははは。
「おいおい」ですよね。
それで、私の夢というものをちょっと別の角度から見つめ直していました。
私の将来の夢&目標
じゃじゃ~ん!
- ウキウキ
- ルンルン
- ワクワク
- ホッ
という気分でいられる。
これが私の人生における壮大な夢であり崇高な目標です(≧▽≦)
「なんじゃ、こりゃー」ですよね(≧▽≦)
でも、かっこいい、それっぽい目標を掲げるより、実はこれが本音かもしれません。
何かを成し遂げることより、
ウキウキ、ルンルン、ワクワク、ホッとしている状態というのが
私にとっては重要なようです。
いくつかの目標を設定し、それに向かって我武者羅に頑張り、成し遂げてきた去年より、
何もしないでいる、今年に入ってからの数ヶ月の方が、私は幸せを感じています。
具体的に
では、ウキウキ、ルンルン、ワクワク、ホッとしている状態というのは、私が何をしている時なのかを考えてみました。
①積み上げ方式
「〇月〇日が本番だから、それまでに仕上げなきゃ!」
という、目標ありきで動くのではなく、
「今やってることができるようになったら、会場探しをしましょう」
という感じで、
一つひとつの事柄にベストを尽くし、それらを積み上げていくやり方を採用することにしました。
「〇月〇日が本番だからそれまでに仕上げなきゃ!」
ってしていると、
生徒たちに、
「振りを覚えてきなさい!!!」
とヒステリックになることもあるし、
「生徒たちが思った程仕上がらない。ならば演出でどうにかしなきゃ」
と無駄に頑張らざるを得なくなります。
私、これ ⇑ に疲れました。
怒るの疲れたの(肩、コキコキ)。
頑張ることに疲れたの。
「生徒ができるようになったら、次の舞台を設定しましょう」
だったら、怒らないで済む。
迫りくる期限に不安になり、
「こんなんで幕が上がるのだろうか。大丈夫だろうか」
と眠れぬ夜を過ごすこともなくなる。
去年の舞踊団公演を終えてからは、この状態でいるので、ゆったりと、ホッとした状態でいます。
②仕事量を減らし、プライベートを充実させる
思えば、私、フラメンコ以外に趣味もなく、でもフラメンコは仕事にしちゃったので、ただ好きってだけじゃいられないところがあり、
何かを習えば、
「これは役に立つ!」
という視点でものを見るようになってしまいました。
でも、役に立つことばかりしてるって、心が擦り切れる要因の一つね。
何の役にも立たず、ただその時を楽しむだけの、無駄とも思われることを楽しむからこそ、自分が満たされるのだと気付きました。
ということで、このところフラメンコ以外の時間を無理してでも作るようにして、自分を楽しませるようにしています。
お料理教室でケーキなんぞ作ったりしてます。
そんなの今の時代、コンビニでも美味しいのが買えるじゃない。
だから実用的ではない。
でも、作ることが楽しいので、自分を楽しませる為にやってます。
あ、あと、家でフラメンコのカンテを歌えるようになろうと、ちょっと練習してます。
カンテさんになる訳じゃないし、これも私にとっては実用的ではありません。
ただ、歌うの楽しいなって思って、家でしょっちゅう歌ってます。
ルンルンとワクワクです。
すると、心に余裕が生まれ、ゆったりとしてきて、生徒にレッスンしてても、以前より疲れなくなってきました。
生徒さんたちとご飯食べに行くような時間も持てたりして、楽しい時間を過ごせてます。
③責任を少し肩から降ろす
劇場公演を作ると、主催者の双肩には重い責任がのしかかります。
業務量もそうだし、関わる人の人数も多いし、扱う金額も大きい。
一つ歯車が狂えば、損失も大きい。
やってできなくない。
やらなきゃならないならやる。
やるからには最後まで責任もってやる。
でも、これ ⇑ そんなに無理して、我武者羅にやる必要ないな~って思いました。
だって、息苦しくなるし、ストレスだし、疲れるもの。
そうまでして、自分を困難な状態に追い込まないでいい。
そんな風に思うようになりました。
でも、この大変なことを差し引いてでも、作りたい舞台があったらやります。
タブラオの発表会に関しては、この範疇にありません。
要は、全然重い責任がかかるとは思ってません。
劇場公演を作るプレッシャーとストレスに比べたら100分の1程度。
そして、6月の発表会に関しては、エミリオが責任の半分を持ってくれています。
エミリオは、責任を負う立場になると彼の良さを発揮します。
ミュージシャンの選定、条件交渉、音楽に関する指示・指導。
私にとって、一番難しく、負担の大きかったところです。
これをエミリオが全部請け負ってくれているので、私、楽ちん。
自分の踊りと生徒の踊りを仕上げることだけを考えればいいなんて、驚く程有難い。
私、エミリオを滅茶苦茶頼りにしてます。
こうやって、今年は、重い責任を双肩に負うことを避け、気楽にできることだけにしているので、
正に、ウキウキ、ルンルン、ワクワク、ゆったり、ホッです。
④劇場公演
劇場公演に関しては、いつでもやりたいと思ってます。
何故なら、アウトプットしたい想いが私の中にはあるから。
そして、教室の生徒さんたちや気心の知れた仲間たちと舞台を作ることは、最高にウキウキ、ルンルン、ワクワクすることだから。
ただ、①でも書いたように、いつと設定せず、皆の準備が整ったら会場やミュージシャンを探したり、動き始めます。
もちろん、大変なことも多いのですが、無理なスケジュールを立てずにいれば、これまでよりは肩に力を入れずにできるかなって思ってます。
目標を『劇場公演の成功』としてしまうと、つらくても、苦しくても、耐えて、偲んで、我慢して…というのもありになってしまう。
そうじゃなくて、「ウキウキ、ルンルン、ワクワク、ホッ」とすることが目標で、その為の手段の一つとして「劇場公演の開催」というのを持ってくることにします。
そうしたら、道を踏み外さないかなって思います(^-^;
成功したいんじゃないんだ。
穏やかにハッピーに生きてたいだけなんだ。
気楽に、楽しく生きていくことにします。
生徒さんたち、引き続き、よろしくねー(^^)/