私の野望…という程の野望じゃないけど、そのうちの一つ

(01)諸々

「ブレリアを踊れるようになりたいんです。
おばあちゃんになった時に、さらりと粋に踊れたら素敵だなって♪」

という生徒さんはこれまでにうーーーんと沢山いました。

でも、私に言わせると、

「バタやマントンでアレグリアスを踊るよりも難しい。
いやいや、もしかしたら、バタとパリージョでシギリージャを上回る程難しいかも」

はたまた、

「4連符のサパテアードがバシバシあって、ブエルタもバンバン出てくる振付を踊るより難しいかも」

と思っておりました。

とは言っても、どっちも難しいんですけどね。
ただ、難しさの種類が違う。

難しさの違い

バタとかマントン、パリージョなどの小物で踊ること、速いサパテアード、キレの良いブエルタ等は、その技術力を磨かないと踊れません。
見応えある振付を踊ろうとなると、身体能力の高さを問われます。

一方のフィン・デ・フィエスタで踊られるブレリアは、技があってもいいけど、なくてもいい。
本場へレスでは踊りを習ってないおじちゃん、おばちゃんたちが気軽にひょいっと踊れたりするらしい。

身体能力の高さを問われないが故か、ぱっと見だけだと
「あれなら私でもできそう」
と思わせるものが、フィン・デ・フィエスタのブレリアにはある。

『即興で踊る』と言われているが故か、振付を覚えるのが苦手な生徒たちが、
「あれなら私でもできそう」
と思うようなのですが、

と・こ・ろ・が、世の中そんなに甘くない。

『ブレリア恐怖症』に罹患している患者が多いだけに、ブレリアは難しい。

何が難しいって、まずリズム感を問われる。
日本人の苦手な3拍子が基本となってるので、これまた難しい。

そして、歌を知らないと踊れなかったりする。
歌はもちろんスペイン語だし、フラメンコを始めるまで聞いたこともないフラメンコの歌を理解しないと踊れないなんて、身体を鍛える以上に難しい。
「いっぱい聞けば分かる」と先人たちは言うけど、最初のうちはいっぱい聞いても分からない。

例えば、初級レベルのアレグリアスであれば、身体能力を問われない振付を作れば生徒さんたちは踊れる。
歌の長さも決まってるし、振付通りに踊ればいいように、バックミュージシャンたちに合わせてもらうこともできる。

でも、ブレリアはそうはいかない。
その上、一人で踊るものだから、群舞で皆に助けられながら踊り切るってことができない。

要望があるならば

でも、生徒たちがブレリアを踊れるようになりたいと言うのであれば、何とかしてあげたい。

それに、外の世界に出て行くことになった時に、ブレリアを踊れないと話にならない。

「コツコツやってくしかない」
ということで、実は、アギおじさんことアギラール・デ・ヘレスさんがうちのスタジオに歌いに来てくれてた頃、アギさんの協力の元、生徒たちに即興で踊るブレリアを教えたりしてました。

でも、時が経ち、その後に入会した生徒も多くなり、再びブレリアを踊れない生徒が増えてきました。

ということで、このところ、全通常クラスでクラス伴奏が来た日には必ずブレリアを踊る練習を生徒たちにさせています。
慣れるしかないからね。

そして、舞台がある度に、生徒たちにもフィン・デ・フィエスタのブレリアを踊らせるようにしています。

私の野望

パンデミックが始まる前は、うちのスタジオでスタジオ・コンサートをやり、その後で皆でスタジオで宴会を開いたりしていました。

そろそろ世間も落ち着きを取り戻してきたようなので、スタコン&宴会を復活させたいと思ってます。

スタジオ・コンサート

スタコンでは、現在進行形で習ってるヌメロをクラス毎に皆で踊り、その他のクラスの生徒さんたちが観客となり見るって感じで進行します。
これなら集客がいらない。
お店を借りないで済むから、費用も抑えられる。
バックミュージシャンの費用だけで済みます。

フィエスタ=宴会

宴会には、参加する皆さんが一人一品ずつ食べ物を持ち寄ります。
これまで、手作りする人たちもいましたし、料理が苦手、そんな時間ないって人は駅ビルで買ってきてました。

飲み物は、その頃予定されてた舞台に出演した男性陣が近所のスーパーに買い出しに行って、買ってきてくれました。
飲み物は重いからね。

で、フラメンコ人が飲んだり、食ったりしたら、フィエスタですからそりゃ踊りたくなるわよね。

でも、この頃はせいぜいがセビジャーナスでした。
皆でセビジャーナス。

もちろん、これも楽しい。

でも、私は、これをブレリアにしたい。

全員が一人ずつ輪の中央に出ていって、ブレリアを踊るの。
だから、各通常クラスで仕込みしてます。

先日、特に用もなくマヌエルからメッセージをもらいました。
他愛もない会話をし、「またねぇ」と話を終えましたが、マヌエル、どうやら今年はうちの仕事がないから寂しいようです。
「今年はうちの教室は舞台をやらないから…」
と答えたのですが、
「そうだ。スタコン、マヌエルに頼もう!」
って思いました。

空いてたらやってくれるわよ。

生徒たちにいつも、
「美恵先生、ハードルを上げてくれるな」
と諭されますが、いいじゃない。
本場の人に歌ってもらったら楽しいし、勉強になるわよ。

てか、マヌエルやエミリオたちスペイン人って明るくっていいじゃない。
せっかくフラメンコ習ってるんだから、スペイン人を呼ぼう!
もしその時に日本にミゲルがいたら、ミゲルも呼ぼう。
「センセーーーー(@_@。」
と生徒が苦笑いしているのが目に浮かびます。

だ・か・ら・野望です。

でも、まあ、野望は野望なので、いつかね。
まずは段階を踏んで、普通に日本人に頼むかもしれません。

行き当たりばったり。
閃きのままに行動するので、今からは何とも言えませんが、こういう未来予想図を持ってます。

皆、ブレリア、踊れるようになろう!
そして、宴会で踊り狂おう!

楽しみぃぃ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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