動画を撮る(アレグリアスの動画は下の方にあります)

教則動画(01)諸々

Agua(水)の振付

今、10月の松本真理子さんの公演のオブラ(創作)で踊る振付を考えています。

5(シンコ)エレメントス=5つの要素(火、土、水、風、空)の中の私は水の役を演じます。

その振付を考えては動画に撮影し、真理子さんに見て頂き、
「〇〇秒~△△秒は音楽のイメージと違う」
などと意見をもらい、そういう箇所の振付を考え直し、また動画に撮影し、真理子さんに見て頂き…というのを繰り返しています。

私も生徒に動画を撮らせ、私に提出する宿題を出すことがあるので分かるのですが、これってすごく手間なんですよね。
もちろん、真理子さんにとってです。
私にとって手間とか言ってたら罰当たります。
踊り手が自分の踊りを良くする為に試行錯誤を繰り返すのは当たり前のことで、それを「手間」と思う人は踊りは向かない。
むしろ、そういう作業は楽しいものです。

振付を作り、それを動画に撮影し、真理子さんに送っていますが、当然ながら、動画は何度も撮り直ししています。
動画に撮影しては、「ここの箇所はこう踊った方がいいかも」と自分で確認し、リンピアールし、踊り込みをし、その上で撮影していますが、それでも撮った動画を見ては、「こんなひどい踊りはお見せできない…」と思い、撮り直ししています。

これも、私も生徒を持っているので分かるのですが、生徒たちは、「宿題を提出する」というのが目標になってしまうことが往々にしてあります。

何故、「自分の踊りを動画に撮って、それを私に送りなさい」という宿題を出したのか、その意図を理解していない人が多いと、私はとてもがっかりします。
どんな状態のものでも、「とりあえず、宿題を提出しさえすればいいでしょ」というやっつけ仕事のような動画を生徒が10人いれば、10人分私は確認します。
本来でしたら、生徒は個人レッスンを取り、その上でダメ出しを受けれるようなことを、私は私の時間を使い、無償で見て差し上げ、ダメ出しコメントまで付けてお返事するので、これは特別サービスだと思うのですが、宿題の意図を全く汲み取らないやっつけ仕事のような動画を送ってこれることは結構あります。
それを確認している時間は、全くもって無駄だよなぁ~と思いながら見ています。
すっかり愚痴になってしまいました(^-^;

でも、私は、生徒に自分の踊りを動画に撮ってもらい、それを自分の目で確認し、「ああ、これはもっと練習して、上手く踊れるようになりたい」と思ってもらいたいと思って宿題を出しています。
「ここの箇所はもうちょっと、先生に注意されてことを意識して踊ってみよう」と思って練習し、それを再度撮影し、それを確認し、「よし、これなら大丈夫」というまで繰り返して欲しい。
それをやったら、上手くなると思うのです。
こういう自分でできることをしないで、個人レッスン取ったって、上手くなんかなりゃしない。
個人レッスンは魔法じゃない。

ちなみに、先日の野音に出た4人にも同じように宿題を出しましたが、あの4人は宿題を出した私の意図を理解したというのがよーーーく分かる動画を送ってきました。
さすがだと思いました。

ということで、今日も、先日やり直し指令が出た箇所の振付を考え、3分もない箇所を20回くらいは撮り直しました。
もうヘトヘトです。
私、ここ最近、こんなにヘトヘトになる程、練習したことはなかったかもしれません。
でも、私、真理子さんにとても感謝しています。
ここまで私をやる気にさせてくださって、本当に感謝感激です。
自分ではここまで自分のお尻を叩けませんでした。
無我夢中になれることがあるって、幸せなことです。

チケットですが、A席がまだあるとのことです。
お時間が許すようでしたら、是非観にいらしてください。
皆様のお越しをお待ちしております。

アレグリアスの振付動画

で、その合間を縫って、アレグリアスの振付動画も作ってます。
その合間にちょっとずつやってるので、毎回1つのパソしか進みません(^-^;
でも、1本が1時間とかの動画って見るのが嫌になっちゃうじゃない。
15分もちょっと長いかなって思ってます。
できたら10分以内に納めたいのですが、今回は長くなってしまいました。
振付を教えるというよりは、振付を題材としてテクニカを教えたいと思って作ってるので、どうしても長くなってしまいます。

とは言っても、目の前に生徒がいてリンピアールしてるのと違うので、これでもサクッと進んでます。
実際のレッスンでは、こんなもんじゃありません。
もっと時間かけてリンピアールしていきます。

アレグリアスの振付動画は、割とさらっと撮ってるし、編集も凝った事何もしてません。
世の中にはもっと凝った動画がいっぱいありますが、「無理ない程度に、完璧を求めずにやろう」と思って始めたので、気楽にやってます。
「もっときちんとしたものを!」って思うと、私、きっとやらないと思うので、やらないよりいいだろうって気持ちでやってます。



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