明日は発表会第二弾

(04)発表会

明日は今年のソロの発表会第二弾! 
こちらには、フラメンコを始めて1年半という生徒さんが3人出演します。 
去年のプリメラの仲間たちでデビュー。 
その時は、セビジャーナス、ファンダンゴで先輩たちと群舞で踊りました。 

今度の発表会@エスペランサでは、ソロで踊る子が1人、パレハ(デュエット)で踊る子が2人。 

いずれも20代、30代前半と若い子たち。 
彼女たちを着飾らせる私の心は、娘の成人式の母です🥰 
れはそれは、可愛くて、可愛くて💮 

その中の一人が
 「人生で、こんなに褒められたのは初めてだ」
 と言いました。 
日本人ってあまり褒められて育ってないじゃないですか。 
若い世代ですらそうなのだから、私たち昭和世代は、我慢・根性・忍耐が当たり前で褒められて育ってない。
だから自分に自信がない人が多い。

細身の子の隣に立てば 「なんで私はこんなにも太いのだろう」 と劣等感が芽生え、 大きい子の隣に立てば、 「どうして私はこんなにもやせっぽっちなんだろう」 と隣の芝生は青く見えてしまう。

 でも、フラメンコの良いところは、それぞれの個性に合ったことができるところ。 

ジャガイモはニンジンになれないし、キャベツはブロッコリーになれない。 
それぞれの素材が、自分に自信を持ち、自分の特性を活かしていくことで一番美味しい味が出る。 

「あなたは〇〇がとても可愛いよ」
 「△ちゃんは■■がとても素敵だよ」
 と褒め褒め、上げ上げにします。 
すると、生徒たちに自信が芽生え、勝手にそれぞれの良いところが内側から外側に滲み出てきて、自然と輝き出す。 

綺麗で可愛い生徒さんの出来上がり!

 自分に自信のなかった生徒さんたち、私や先輩に、 「超かわいいのに、なんで自分をそんな風に言うの!」 と説得され、綺麗な衣装を手に取る勇気が沸き、明日、舞台に上がります。

 エスペランサは、エスペランサでライブをやる人には練習用に舞台を貸してくださいます。
 お値段はここに書いていいのか分からないので書きませんが、普通にスタジオレンタルするのと変わらないような値段です。
 とても良心的。
出演者に晴れやかな気持ちで舞台に上がって欲しいというお店のご好意に甘えさせていただき、昨日は舞台稽古をさせていただきました。
 皆の顔が不安から安堵の表情に変わりました。
 良かった、良かった。 
教えたのと全然違うことしたとしても、何をしてくれようとも、ちっともと構わない。 
上手く踊ろうとした瞬間に踊りは死ぬ。
 表情は鉄仮面になる。 
その人の良いところは失われる。 
生徒さんたちが伸び伸びと楽しく、朗らかに、ただただ一生懸命に踊ってくれれば、それでいい。 

明日も舞台を楽しんできます!

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