マヌエルのカンテクラス(タラント)

(06)クルシージョ

昨日は、マヌエルのカンテクラスがありました。

ロシオのタラントのクラス(バイレ)を取ってるので、タラントを勉強したいってことでレッスンを付けてもらいました。

 

スペイン人からしたら、ブレリアは簡単だと思ってる節がある。

そして、タラントは難しいと思ってるようだ。

ノンノンノン。

私たちには、ブレリアも十分難しい。

我らスペイン語を話せない人からすると、早口で文字数の多いスペイン語を歌うのは至難の技。

舌が回らないことが多々ある。

そして、知ってる単語ならまだしも、知らない単語だと音として記憶するって作業も同時にせねばならない。

その上、12拍子だ。

 

一方、タラントは、

イイーーーーイーイーイーーーー

とか、

アーーーーアーーーーアーーアーアーア

とか、

オーオーーーーーーオーオーオー

って歌うのは節回しがものすごく難しいのだけど、スペイン語が上手く発音できない難しさがない。

マヌエルのガイドなしに歌うには難しいのですが、マヌエルと一緒に、イーイーイーーーと歌うとできちゃったりするので、難曲タラントですが意外と楽しめました。

 

何事も高過ぎる目標を持たずにいると楽しめるものです。

「一人で歌えるようになる」

「カンテを目指す!」

という高い目標を持ったとしたら、できないから苦しくなるでしょう。

でも、今回の私たちは、

「タラントを踊るバイレがタラントを知る為に取ったカンテクラス」

って位置づけだったので、上手く歌えないでも気にならない。

だから、上手く歌えないでも落ち込まない。

皆でおっきな声で、

アーーアーーーアーーーとか歌って楽しかった。

気分もすっきり。

そしてマヌエルはものすごいエネルギーの歌声を持っていて、圧倒されました。

最後の方で、私たちは歌わないで、マヌエルだけで歌ってるのを聞かせてってお願いしました。

いやぁ、素晴らしかった。

感動しちゃった。

フラメンコは中々上手く踊れないし、挫折ばかりですが、上手くできなくても続けてられるのは、こういう感動があるから。

 

 

さて、今日、私の自主練にギターの中川さんに付き合ってもらって、今度の発表会でソロで踊る練習をしました。

その後、しばし、おしゃべりしました。

昼間に来てもらうと時間に余裕があるので、中川さんとはおしゃべりすることがあります。

あまり口数は多くない中川さんですが、核心をつく一言を言ったりするので、いつも相談ごとを持ち掛けては意見を参考にさせてもらっています。

で、昨日のマヌエルのカンテクラスの伴奏も中川さんに来てもらってました。

なので、昨日の話もしました。

マヌエル、すごかったねぇって話をしました。

 

 

カンテクラスの前には、ロシオのタラントのレッスンもしてもらい、それにマヌエルも伴唱してくれました。

ただ座って歌を聞くのもいいのだけど、やっぱり踊りながら聞く方が私にとってはもっと楽しい。

ぞくぞくしてくる。

夢のような時間でした。

 

またそのうち、マヌエルにカンテクラスをやってもらいましょうね(*´▽`*)♡

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