発表会と舞踊団公演の進め方の違い

グワヒーラの振付や構成のイメージがだいぶ湧いてきました。
このところ、電車に乗る時も
ノートとペンを持って、
浮かんだイメージをメモしております。
 
群舞で生徒を踊らせる場合、
①難易度を下げてでも全員が踊れる振付をする
②振付の難易度を下げず、全員が踊れない場合、踊れる人だけに踊ってもらう
 
という２つのやり方があります
③できてない人もいるけど、そのまま踊らせてしまう
という選択肢を私はあまり取りたくない。
その群舞の質が落ちるから。
群舞なので、
全員が最初から最後まで
踊らなきゃならないってことはないんだし、
できないところを踊らせる必要はない。
そもそも、最初から最後まで全員が出ずっぱりで踊るって、
なんか、発表会みたいじゃない？
入れ替わりがあると群舞は面白くなる。
 
私が踊ってるグワヒーラの振りは、
簡単なようでいて、
実はそんなに簡単じゃなくて、
多分、生徒にやらせたら崩壊する恐れが随所にある。
そういった振りを生徒でも踊れるものに変え、
「あちゃーーー(*ﾉωﾉ)」
って風に見えないように踊らせるか、
振りを変えず、生徒のレベルをＵＰさせ、
できるようになった生徒だけに踊らせるのか、
はたまた、私だけが踊るのか、
悩みどころです。
生徒のレベルＵＰをさせると一口に言っても、
例えば、５年の間、
「ブエルタを練習しておけ」
と言ってやらなかった生徒が、
たかだか半年でできるようになるとは思えません。
できるなら、とっくにやってる筈。
それに、舞踊団クラスでは基礎錬はやりません。
それは通常クラスの中でやるものだと思ってます。
 
ということは、
「グワヒーラの振付をしてもらったら、できないところがあった！
それをできるようになるべく、基礎力ＵＰの練習をしよう！」
ってのでは遅くって、
『振付が始まった時点でできることしか振付しててあげれない』
ってことになります。
基礎力なんてのは、日々精進してなきゃならない。
日々精進した結果の基礎力があり、
だから振付をされたらパっとできる。
発表会と舞踊団公演の違いってのは、
そこかもしれないですね。
そうは言っても、
キャリアの浅い生徒さんも出演してもらうので、
発表会と舞踊団公演の中間って感じかな。
 
２月公演に向けてのグワヒーラのレッスンは、
９月、１０月、１１月に７回しか予定を組んでいません。
１２月以降はバックアーティストとのエンサージョが始まります。
９月に振付をし、
１０月にフォーメーションをし、
１１月以降はフォーメーション付きで踊り込みをする予定にしています。
９月、１０月の３回で、サリーダからハケまで振付をします。
通常レッスンのように毎週レッスンがある訳じゃないし、
そのペースでやらないと間に合わないので仕方ないです。
ビデオ撮影は可能です。
レッスンの最初から最後まで撮ってても構いません。
レッスンで振付をした時にすぐにできなくてもいいので、
次の時までに練習して、できるようにしてきて下さい。
レッスンとレッスンの間が２週間あるし、
動画があるのでできなくない筈です。
このレッスン数でできる人もいるでしょう。
このレッスン数ではできない人もいるでしょう。
できない人は、できる人にお願いして自主練に付き合ってもらうか、
私の個人レッスンなり、セミプライベートレッスンを取って下さい。
通常クラスでは、クラスでできる方にいる人たちが
そうでない人たちを待ってあげたり、
ペースを合わせてあげねばなりませんが、
舞踊団クラスはできる人のペースで進めますし、
できる人のレベルに合わせた振付をして行きます。
じゃないと、このレッスン数では仕上がりません。
ふるい落とされないようにここ踏ん張れたら、
また一つ成長できると思いますので、
頑張って付いてきて下さいね。
 
 
ちなみに、他の演目
〇女子ソレポル con マントン
〇カーニャ con バタ y　マントン
〇ガロティン
〇アレグリアス con バタ
〇男子ソレポル
〇タンゴ
は、既にクラスで振付してあるのを使います。
〇ブレリア
は各人が持ってる振りを使います。
構成を変えたり、
振付の一部を変更することはありますが、
まっさらの状態で１から振付を始めるってのはグワヒーラだけです。
とは言ってもグワヒーラを私から習った人も多いし、
大丈夫でしょ。
 
タンゴは、ドミ、ミッチーは振りを知ってる。
つい最近まで火曜クラスでやってたのを使います。
真佑子、真希、みずきは、前に少しやったから、
ちょっと習ったらすぐにできると思う。
文歌ちゃん、マーシー、王子は全く初めてから始めます。
サパが多い振りではあるけど、
この３人はキャリアがあるし、大丈夫と思われます。
 
とりあえず、グワヒーラを踊る人たちは、
ブエルタの練習をしておいて下さい。