ソレアとシギリージャに込めた想い

今年の舞踊団公演の私の中でのテーマは『孤独』でした。

舞台は終わりましてが、今もその想いを消化中です。

孤独というのは、他者との関係の中にある。

孤独を感じないで済む方法は、自分に意識を向けること。

他人に意識が向くから、孤独を感じる。自分に意識が向いたら、孤独は消える。

人生は、「この人がいないと生きていけない!」という人を持たない方がいいと思ってます。

自分を不幸にすることをしてくる人をに対し、「この人がいないと生きていけない」ってなったら、むしろ破滅に向かう。

にも関わらず、その人と離れられないのであれば、それは愛ではなく執着。または依存。

幸せというのは、「この人がいなくても、私は私を幸せにできる」と自分の足で立ててこそ訪れると思ってる。その上で、一緒にいたい人といればいい。

ソレアは、孤独にどっぷり浸かり、そんな自分を憂いてる感じがする。

シギリージャは、自分のやるべきことに目を向け、それを乗り越えようと戦うことで、孤独の闇を打ち破ってる感じ。

今年の舞踊団公演は、ソレアで始まり、シギリージャで終わりました。

舞台に私の想いの丈を込めました。

我が身の孤独を憂いてるだけでは幸せは訪れない。自分が向き合うべき現実と戦わなきゃ。

でも、孤独を感じない為に自分と戦い、自立することよりも、孤独から引っ張り出そうとしてくれる人からの愛を受け入れることの方が難しいかもしれないですね。

愛は、与えることより受け取る方が難しい。

来年は、自立の先の愛を受け入れる恐怖をテーマにすると思います。

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