沢山の愛を受け取り、抱きしめ踊ったアレグリアスでした

(01)諸々

ソロライブ、最後の曲はアレグリアスでした。

私、アレグリアスは
長年、苦手としてきたヌメロです。
聞くのも、見るのも、教えるのも大好きなヌメロなのですが、
舞台で踊るというのは躊躇いがありました。
ただ、ここ最近になって、
やっとアレグリアスを踊ろうって気になってきました。

ライブを観に行くと、
ソロライブであろうと、
6人が出るライブであろうと、
演目にソレア、アレグリアスがないと、
ちょっとがっかりします。
特にアレグリアスはフラメンコを知らない人にとっても
取っつき易い、素敵なヌメロなので、
アレグリアスは必ず演目に入れられるよう、
苦手とか言ってないで、
カラコレスに逃げてないで、
きっちり向き合おうと思ったのでした。

さて、フルで4曲踊ったソロライブ。
「カンテがマヌエルだから」
ということで、
シギリージャ、タラント、ソレア、アレグリアスの4曲にしましたが、
私、まだまだ好きなヌメロはいっぱいあります。
カラコレス、ガロティン、ティエント、
アレグリアス・デ・コルドバ、カーニャ、セラーナ等々。
今回は、バタ、マントン、パリージョは使いましたが、
アバニコ、コルドベスを使って踊るのも好きです。
まだ、やりたいことは残ってます。
これはこれで楽しい思い出ですが、
ここで満足せず、
また懲りずに、いつか…、
1年後になるか、
10年後になるか分かりませんが、
またいつかソロライブやりたいなって思いました。

「自分の内なる声に耳を傾け、
これまで、何となく断れないで、
何となく受けていたお仕事も、
私が私らしくいられるものだけを選ぶようにしていきたい。
わがままなことだけど、
その贅沢を自分にさせてあげたい」。
そんな風に思うようになって、
自分へのプレゼントと思って企画したこのソロライブ。

このソロライブは、
バックの4人のミュージシャンたちに支えられ、
私がものすごく私らしくいられました。
時に、わがままも言いました。
皆、受け入れてくれる度量のある方々で、
私はすっかり甘えさせていただきました。

テアトロ公演では、
ストーリーのあるところに、
役柄になって演じながら踊るということをしてますが、
それはそれの楽しみがありますが、
でも、私、根っこのところでは、
普通のフラメンコが好き。
だから、ストーリーがある舞台でも、
フラメンコのところは凝った構成もなく、
割と普通にフラメンコを踊ってます。
普通のことしかできないってのもあるけど、
それだけでいい。
普通がいい。
このソロライブでは、
私のどストライクに好きな普通のフラメンコを
4曲も踊れて幸せでした。
それができたのも、
この4人のミュージシャンたちのお陰です。
音楽の力は偉大ですね。
私の実力以上に見せて頂きました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

マヌエル、エミリオ、雄輔さん、裕菜ちゃん、
愛してるわ!大好きよ!
Muchisimas gracias😘

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