衣装について

(01)諸々

デザイン

衣装は、色々なデザイナーさんに頼んで作ってもらっているのですが、
いつでもデザインの段階で自分なりのイメージをデザイナーさんに伝え、
それを具現化して頂くような形で作ってもらっています。
自分で簡単にデザイン画を描いて、
デザイナーさんにお渡しすることが多いです。

自分に似合うものを知る

どの衣装であれ、当たりまえのことですが、
『自分に似合う衣装』を着るようにしています。
でも、当たり前のようでいて、実は難しい気もします。
今、流行ってるものに流されず、
自分が何が似合うかは、
すごく自分を見つめる作業をしないと見えてこないから。
皆がいいと言うのに右倣えしてないつもりでも、
つい知らぬ間にしてしまいがちです。

具体的には、
例えば、エプロンを使ったような、
ちょっと普段着のような衣装を私は着ません。
そういう衣装は良くないと言ってるのではなく、
私のキャラとは違うと思うから。

同じ理由で、フリルのシージョは付けません。
フレコのシージョを好んで使います。
フリルのシージョは、
ちょっと普段着っぽさ、
ロリっぽさが出てしまうから、
私のイメージとは違う。

あと、柄の小さいもの、
細かいフリル等の衣装も着ません。
そういう衣装は、
タブラオでは近いところで

お客さんが目にするのでいいのですが、
テアトロ等の客席と舞台の距離がある舞台では、
あまり映えない衣装だからです。
柄は大きいものか、無地。
シンプルで、身体の線がちゃんと出るものを着ます。
それが踊りが映えると思うからです。

ざっくり言うと、
『ブラウスにファルダにフリルのシージョとエプロン』
という普段着っぽいものよりは、
『ドレス』
っぽいものが好みです。

昨日は、ティエントとシギリージャを踊りました。
ティエントは赤ワイン色のシンプルなワンピースで踊りました。
シギリージャは黒地に赤のバラが入ったバタ。

早替えがあったので、
靴と花とピアスを変えないでもよくて、
かつ、シージョを付けるとなると時間がかかるので、
ファスナーをちゃっと上げれば済むような2着を選びました。

個性を際立たせる

舞台というのは、ある程度の水準を超えたら、
差が付くのは技術力ではなく、個性ではないかと思います。

もう、滅茶苦茶上手くて、
超絶テクニックを持ってるとかならいざ知らず、
大きな括りで見たら、
どれも50歩、100歩って程度の差だと、
差が付くのは技術力じゃない。
個性。

衣装はその人の個性を引き立てる役割を担います。

ライブの度に、衣装選びに頭を悩まされます。
そして、決断しても、太ったから着れないとなると、
「くーーー(涙)」
と悔しくなります。

昨日は、かつて着れてた衣装が着れて良かった。
ダイエット効果がちょっと出ました(*^-^*)

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