舞踊団公演はフラメンコな刺激がいっぱい!

(01)諸々

舞踊団公演の開催は、舞踊団員として出演する生徒たちからは中々好評をもらっていて、そのお陰でこれまで6回も続けてこれてます。

好評の理由は、毎回、色々なプロの方々がゲストとして出演してくれるから。
生徒たちにとっては、普段は客席からしか見ることができない彼らを、舞踊団公演に参加することで、稽古場で見ることができます。
既に仕上がった本番での彼らだけじゃなく、本番までの過程、彼らがどのように仕上げていくかを見るのはとても勉強になります。

雲の上の人と思ってた人たちも、話してみると、普通に同じ人間なんだなって思う時もあれば、やっぱり、雲の上の人なんだなって認識することもある。
逆に、「あれ、この人、意外と天然?」って思うこともある。
いずれにせよ、仮初の期間だけであったとしても、彼らと仲良くできることを、皆で楽しんでいます。

10月26日の舞台が終わり、舞踊団の子たちに感想を聞いたら、
「中長期に渡り、エミリオ、マヌエル、雄輔さんと一緒に過ごせたのがすごく勉強になった。フラメンコだった!」
という声を多くもらいました。
本当にそう。
彼らの作るフラメンコで踊らせてもらうと、私たちのお腹の中のフラメンコ濃度が濃くなる気がしました。
(注:容昌さんと杏梨ちゃんは、最後の1ヶ月を切ってからの合流でした)

この公演の準備は、マヌエルが夏にスペインに一時帰国する前からやってたから、多分4月位からは少しずつ合わせをしてました。
最後の1ヶ月は、数日に1回の割合でエンサージョしてたから、ホント、一緒にいる機会が多かった。

とっても沢山、勉強させてもらい、とっても沢山、笑わせてもらい、楽しい日々を送らせてもらいました。

うちの生徒たちにも気さくに接してくれて、可愛がってくれて、いっぱい教えてくれて、ありがとうございました。

雄輔さんに関しては、パルマクラスも同時並行でやってもらってるので、それはそれはしょっちゅう会ってた感じがします。
そのパルマクラスも、雄輔さんがあまりに忙しく、来年の2月までありません。
皆、雄輔ロスになってます( ;∀;)
どうにかしてよ!!!!

さて、舞踊団の子たちの殆どは12月の公演は出ないので、とってものんびりしてて、客席でゆっくり見るとほざいてます。

一方の私は、慌てて永田さんと踊るファルーカのパソを頭に叩き込んでいます。
寝る間もありゃしない。
雄輔さんのソレアを覚える際は、朝の10時からエスペランサに行くという苦行を頻繁に行ったのですが、永田さんのファルーカは、動画を見て家で覚えてます。
私の振りを永田さんに覚えてもらうのもあるのですが、それも動画を送って覚えてもらってます。
私たち、全然会ってません。
LINEの文字でしか、永田さんと触れ合わずじまい(^-^;
きっと本番までの間、通し稽古を含めても3回位しか会わずに終わりそうです。
でも、私と永田さんはそれで大丈夫なの。
永田さんは何度も一緒に踊ったことがあるし、舞台にも出てもらったことがあるので、勝手が分かるから全然心配してません。

プロのゲストの方に出て頂くと一言で言っても、それぞれとの接し方、過ごし方、仕上げ方があって、様々です。
それも楽しみながら公演を作ってます。

(写真:荻久保次郎)

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