¿Dónde está la princesa? 2曲目グラナイーナ

Granaína   グラナイーナ

脱走

ホームステイ先のフェルナンデス家に到着し、着替えを済ませ、床に就いたアン王女。大人しく就寝…と思いきや、侍女が去った後、むくっと起き出し、こっそり邸宅を脱走!「1日でいい。自由が欲しい!」と庶民の街へ!

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アンはホセリートのことが嫌いだった訳じゃないんです。
ただ、自由もない生活にいて、恋をしたこともなく、ただ言われるままに結婚することが嫌でした。

尾藤さんのギターソロ、グラナイーナの音色を聞きながら、アンは脱走を決意します。

自由というのは、とても価値がある。
けれども、自由は難しい。

自由であるが為に、数ある選択肢の中から自分でどれにするか決めなければならない。
「自由にしなさい」と言われ、自分の好きなことを選び、そして自分の選んだことに責任を持つことは、とても大人な行動。
「あれをしなさい、これをしなさい」と人に指示され、それに対して不満を言っていることは、とても子供っぽい。

歳を取れば大人になれるかというとそうでもなく、私が子供の頃に大人に見えた人たちの年齢を、今の私は超えたけど、ちっとも大人な気になれてない。
大人であることは難しい。

でも、自由がない人からすると、切望するのは自由。

「貧乏でもいいから自由が欲しい」というのは、貧乏を経験したことのない人なのかもしれない。
「しがらみを捨て、自由になりたい」というのは、しがらみの中の人たちに守られ、愛されていることに気付いてない人なのかもしれない。

アンは「少しの時間でもいいから」と自由を求め、フェルナンデス家を抜け出します。
さて、アンは自由の中に初めて身を置き、何に気付くのでしょうか。

尾藤さんのグラナイーナに引き続き、流れてくる音楽はこちら↓

Libre yo quiero ser libre 自由 自由になりたい
libre como el aire yo quiero ser libre 空気のように自由になりたい
libre yo quiero ser libre 自由になりたい
como el pensamiento yo quiero ser libre. 想いのまま自由になりたい

と歌っています。

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