2022年 ありがとうございました

(01)諸々

喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます。



2022年が終ろうとしています。
皆様にとって、2022年はどんな年でしたか。

生きていくだけで人生は過酷で、自分以外の人の目に映る幸せで楽しいことなんか、本当は自分の1%にも満たなくて、そんな中、誰もが踏ん張って自分の足で立っています。

皆、自分の心の奥底に傷を隠し持っていて、その傷は魂にまで刻まれてたりもします。
その傷を感じてしまうと絶望してしまうので、感じないように心を麻痺させることもあります。
でも、その傷がふとした時にうずき出し、「誰かに愛されたい。認められたい。居場所が欲しい」と癒しを自分の外側に求めてしまいます。
ただ、それは砂漠の中の1滴の水に過ぎず、悲しいかな、傷は自分でしか癒せません。

自分は自分でしか癒せない。
だから人生は過酷。

でも、そんな私たちの支えになってくれるものがあります。
芸術です。

フラメンコは、私たちの凍った心を融かし、傷に寄り添い、心の奥底で流す血の涙をぬぐう助けになると信じてます。
フラメンコはそういうもの。


皆様、2022年、大変お世話になりました。
どうもありがとうございました。
そして、2023年も2023年も逞しく生きて行きますので、引き続きよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。

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