【上級クラス】ブレリアのファルセータ

(01)諸々

6月にエミリオの伴奏で発表会を開催します。
そこでは、土曜の上級クラスはグワヒーラを踊ります。

私、以前エミリオの伴奏でグワヒーラを踊ろうと思って、グワヒーラのブレリアのファルセータを録音させてもらったことがありました。
パルマは雄輔さんです。
6月のカンテは雄輔さんなので、まさにうってつけの音源!!!
そんなに改まって演奏してないエンサージョでの録音ですが、さすがの二人ですね。
この音源のクオリティの高いこと!
でも、その時はグワヒーラではなくアレグリアスを踊ることに変わったので、結局そのファルセータでは踊らなかったのした。

せっかくなので、そのファルセータを使て振りを作って、生徒さんたちに踊ってもらおうと、今日のレッスンで振付しました。



前半はいつも踊ってる振付なのですが、後半は今日振付したばっかり。
まだリンピアールもまともにしてませんが、さすが土曜クラス。
すぐさま、それなりに形にしてきます。

この前、別のクラスの生徒さんから、
「土曜クラスの動画を見ると、先生が楽しそうなのが分かる!」
と言われました。
他のクラスが楽しくないってことはないのよ(^-^;
気持ち的には同じですが、土曜の生徒はゆとりがあるので、私もゆったり教えられるから、それが他の生徒さんの目には楽しそうに映るのかもしれないですね。

そして、こういう舞踊的な振付もいいのですが、やはりそこはフラメンコ!
フラメンコ臭がプンプン漂う、オーソドックスなマルカールに味わいがあると尚よろしい。

ということで、ごくごく普通の、ごくごくオーソドックスなマルカールも、このファルセータで練習してみました。
むしろ、舞踊的な振付を踊るよりも難しいかもしれないですね。

①最初の抜け方もとってもオーソドックス
②その後のマルカールもオーソドックス
③切り替えるレマーテ、そして抜け方もオーソドックス
④バレエやクラシコ・エスパニョールにもある「バランセ」ですが、フラメンコの踊り方は明らかにそれらとは異なります。
⑤そして、次に展開する最後のレコヘール。これもとってもオーソドックス。

オーソドックスなもの程、難しい。
バレエなんかと違い、教科書通りのメソッドやフォルムがある訳じゃないので、意外と形になりにくい。
でも、いっぱい研究して、味わい深く踊れるようになりたい。
これ、私にとっても同じ。
普通のマルカールを味わい深く踊れるようになることは、生涯の課題だと思ってます。

※クラスの人数は6人なのですが、一人上手奥の生徒さんが被ってしまって、あまり映ってないね。。
ごめんね。次からは気を付けて配置しますね。

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