クルシージョ①

(07)スペイン

昨日、前期のクルシージョが終わりました。

トータル15時間。

入門、初級、中級、プロフェッショナルとあるクラスの中級のシギリージャでした。

 

初日、二日目は、前列の上手端にポジショニングしたのですが、これだとマリアの身体使いがよく分からないって思い、三日目は後列のセンターに移りました。

ところが、場所を移動して気づいたのですが、前列のセンターに、振りを覚えるのが遅い感じの人たちが集まってました。

欧米人は、クラスでできが悪いなら目立たない後列に行くものって感覚はないようです。

どのクラスも、できようが、できまいが、積極性のある人が前に行きます。

私は、そのあっけらかんとして、人目を気にしない感じは好きで、心地よく感じます。

他人ができても、できなくても、クラスでは関係ない。

自分は自分で集中して頑張るのみ。

ただ、これだと、振りが進まなそう。。。
と思いました。
クラスなんてものは、一人でも覚える人がいれば、覚えるのが遅い人も、先に覚えた人を見ながら踊れるので進みます。
けど、真ん中の前にいる人たちが揃って覚えが悪いと進みません。
すると、振りが進まないだけでなく、先生がイライラしてきます。

「ヤバイな」と思い、私は四日目から意を決して、前列のセンターにどどんと陣取りました。

「集中して、何がなんでも覚えなきゃ。。。」と勝手に自分にプレッシャーをかけてしまったのでした。

しかし、これがこの後、ジワジワと吉と転じたのでした。

(つづく)

 

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