あれから6年

(07)スペイン

明日を残し、レッスンも公演も、後一回となってしまいました。
今日の公演は、7時の小劇場には、かのマノロ大先生がゲストで出演しました。
御歳、多分、80位。
サパはほとんどないけど、フラメンコはマルカールが命なんだと思った。
とても素敵でした。
フラメンコは、身体が動かなくなってからも踊れる。
但し、フラメンコの音楽を知っていれば。
逆に、どんなに身体が動いても、フラメンコの音楽を知らないと踊れない。
歌が落ちるところにレマタールするとか、歌が終わるまで待つとか、歌を知らないとできない。
今回の先生は、マリアも、アニーも、それを何よりも大事にする先生でした。
サパテアード勝負の踊りは、若い頃でないと踊れない。
フラメンコを長く続けたいなら、サパテアード頼りの踊りだけを目指してたら、いつか限界がくる。
60になっても、70になっても、踊れる路線の先生に習いました。
でも、そう言うと、サパができない先生かと思われますが、マリアのクラスなんて、初級でも普通に四連とか出てくるからね。
中級は、それなりの長さのそれなりの難易度のサパが付いたし。
ソロコンの録音に参加してるだけあって、マリアのサパはとても綺麗な音がします。
けど、サパテアードではなく、カンテが大事だから、サパに頼らない踊り方も知ってなさいって教えてくれました。
それがフラメンコだからだと、彼女はこの2週間、毎日言い続けてまして。

サパテアードなしでもクエルポだけでも、歌を知ってればレマタールできる。
日本のフラメンコ市場では、身体が動くお年頃を越えた女子生徒がメインです。
だから、そのやり方を学ばせてもらえたのは、とても良かったです。
そんな生徒たちが、フラメンコを楽しめるといいなって思います。
今日のマノロ大先生の踊りもそれでした。

ちなみに、トリアーナっ子のマノロ大先生が踊るタンゴ・デ・トリアーナは、なんとも言えず素晴らしかった。
うちの教室の旧ティエントのタンゴは、マノロ大先生からもらった振りを使ってますが、習ったパソを使って踊られてたので、楽しさ倍増でした。

 

9時からの公演も素晴らしかった。

2011年に来たときは、3/10の公演で、何故か涙が溢れて来て、何でだろと不思議でした。
そうしたら、翌日、日本は大地震に見舞われてました。
当時はスマホなんてないので、クラスに行くまで知りませんでした。
マチルデのバタのクラスを取っていて、マチルデに物凄く悲しそうな顔をされたのを、昨日のように覚えてます。
今回も、同じ時間の同じ場所でレッスンを受けてます。
この滞在中に、また東北で大きな地震があったと聞き、心配してましたが、今回は大事にならずに済んで良かったです。
何事もなく、何事もない日本に無事に帰りたいです。
私は、震度4以上の地震を経験したことがありませんが、3/10の夜が怖いです。
2011年のヘレス・フェスティバルの時は、日本に帰れないかと思いました。
事実、多くの成田行きの飛行機が欠航になりました。
帰る国があるってだけでも、幸せ。
ヘレス・フェスティバルは、そんな普通の、だけど大きな幸せを思い出させてくれます。

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